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経済学部卒デザイナーが転職までに得た学び②心配事を軽減させる

先日、私が未経験&別業界からデザイナーに転職するまでの話を書きました。
その経験から得た学びについてを書きます。

第2弾は、
「心配事を一度書き出す」
「心配事に対してひとつひとつどんな対処ができるか考える」
について振り返ります。

これはもともと石橋を叩きまくって渡らない性格の私には安心できる方法です。
仕事のやり方を書いている系ビジネス書もあまり読みませんし、どこまでも自己流のやり方なんですが、参考になれば嬉しいです。

書き出すと、安心できる

頭にウロウロとしている悩み事、もやもやしますよね。
とにかく思いつく順に紙に書きます。書き方とか一切考えないほうが良いです。「こういう時の書き方…」とついつい調べたくなっちゃうんですが、こうなったらもう最後。
検索で時間を費やして、今日はもう寝ようってなって、明日になったらやらない。お決まりのコースです。
・・・え?妙に言い切るって?
そうです。懲りずに今もこれをやってしまうのでね!

紙は、そこらへんの紙でOK。新品は速攻で罠にハマります。危険。
私のような”まずは形から入るから楽しいんじゃないのよ”派にとって、新品のノートだと、変な気合いが入ってしまうんですよね。
扉ページで見出しの文字にこだわるし、ペンの色で悩む。

ですから、そこらへんに転がっている、おかんが冷蔵庫に貼ってるカレンダーにメモしたときのボールペンと、おかんが電話のメモに使おうと4枚に切ったチラシの裏とかで全然OKとしましょう。

ここでの目的は、目で文字を見ることです。

あれって不思議なもので、頭で考えていることが文字に書き出されたら、心配事の半分くらいはすぐに解決されるんですよね。
安心感の半分はおかんのおかげなのかもしれません。
(もしデジタルで平気であれば携帯とかでも良いと思います。私は画面の文字が頭に入ってこないので、紙に書くことで安心しています。)

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過去のプータローエピソードでこの術を繰り出したのは、たしか実家から京都へ再び戻ると決めた時でした。
再現してみたんですが、こんなかんじです。10年経った今でもまぁまぁ思い出せました。まだまだこれよりも細かいこと言っていたと思います。
そらもう、石橋ガンガン叩いてます。

心配事をジャンル分け

「もう思いつかん!」てなったら、書き出したものを何についての心配か、ジャンル分けしてみましょう。
例えば、お金の心配なのか、キャリア的な心配なのか、人間関係のことなのか、自分流で分けたら良いと思います。

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色で分けると見やすいですね〜
当時は色ペンも使ってなかったような気がします。この色分け術はきっとデザイナーになってから得た知恵ですね。

ジャンルごと、心配を潰すぜぇぇ

ここからがこの術の醍醐味だと私は思うのです。
ひとつひとつ、どうしたら解決できるのか考えてみます。これが解決案出てきたらスッキリして、なんやモヤモヤとしていたものが晴れていく感覚になれるのです。爽快!

ちょっと見づらいかもしれないのですが、「調べる」が多すぎて、全然調べてないってのが見えてきますね。
結局よくわからないから不安なのですね〜。

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調べてなさすぎやんって思っても、それでOK。調べられてない自分を認識できますしね。
あと、調べてから進める順番なんかも分かってきます。
○○を調べた後に

△△について問い合わせて

△△がはっきりしたらこの□□を取り組もう
みたいな感じですね。(はて、伝わるかな…)

繰り返し作業ですぐ慣れる

実はここまで書いたような作業は、昔めちゃくちゃ苦手でした。
一度書いたところで、全然すっきりとしなくて、むしろ書き出したもののせいでこんがらがることもありました。
新卒採用で入ったアパレルの仕事では、本当に要領が悪くて、段取りができなかったのです。”要領悪い”という言葉はすっごく私のコンプレックスでした。
ですが、スッキリするのは事実なので、同じような方がいて、挑戦される場合は、自分なりで良いので、時にこんがらがりながら、繰り返していってこの作業に慣れてほしいなと思います。

とにかく、頭の中身を書き出すことに意味がある!
それが、心配事を軽減させる全てであると思います。

そんなこんなで、今回はシメます。
最後までお読みいただきありがとうございました。


※アイキャッチはmichicusaさんの写真を拝借しました。色がなんとも言えないなぁと思いました。そして花びらの厚みと奥行き感が出ていて好きです。パァッとした鮮やかな色も好きなんですが、このような奥ゆかしさを感じる色も結構好きだったりします。ありがとうございます。

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