転職までに得た学び⑦ 嫌なこと、逃げる?受けて立つ?
さて、このシリーズも折返しに差し掛かりました。私が経済学部を出たばかりに、未経験&別業界からデザイナーに転職した話。
そこから得た気づきのシェア、第7回目です。
えいやっ!でやりたいことを仕事にできた経験から、気づきを発信中です。
(↑7回ともなると、さすがにこの猿も結構見飽きたなぁ。)
さて、今回は「嫌なこと」について、みなさんならドースル?という話です。
”嫌なこと”って「嫌い」と「苦手」の2種類ない?
まず、私のなかで「嫌なこと」という漠然としたキーワードが出たら、フッと頭をよぎる違和感があります。
ほんまに嫌いなことなのか、それとも苦手だから尻込みしているのか。
人に対してもそうなのですが、苦手なキャラの人はいても、なかなか嫌いになる人って少ないように思います。
なんか似てますね。
この2つの違いについて、まずは自分で理解しておかないといけないのかなーなんて思います。
「嫌い」なことやる人、めちゃくちゃすごい
先に言ってしまえば、「嫌い」なら私は逃げます。ピュー。
逃げ方は、アサーションスキルを駆使するとか、フェードアウトしていくとか、正々堂々と地雷を踏みながら喧嘩売って逃げるとか、ほかにも色々とあると思いますが、何にせよやめます。
だけど、だんだん嫌になるケースもありますね。
最初はこんななると思わなかったのにーと思います。
でも人間ですから、付き合う相手によって価値観が変わったり、なにかの出来事で考え方を大きく変えたり、仕方ないよなーって思います。
中には「せざるを得ない」という人もいると思う。そういう人は、大抵、責任感が激強いイメージがあります。
こういう状態の人は、すっっっごく忍耐強いと思います。めちゃめちゃすごいです。
嫌なことしているときの自分の顔、やばすぎる件
自分で言うのもおこがましいのですが、私もこんなタイプに片足突っ込んでいたりします。結構責任感強い方なので、一度受けたらやめられないというか、やめるほうが負けみたいな感覚を持っています。
ところがある日、嫌すぎる状況で嫌々と仕事をしていた時に、ふとパソコンに反射した自分の顔が、とんでもない化け物みたいな表情になってて驚いたことがあります。自分に驚くってまぁまぁないですよね(笑)
あー、こんな顔してまで仕事請け負うのって馬鹿らしいなと思ったわけです。
このことについては、色々な事情により、まだ決着をつけられずにズルズルとしてますが、仕事なのでそこはきちんと手順を踏んでお断りを予定しています。(責任感!キリッ)
「苦手」なことならできるだけ挑戦する
次に言いたいのは「苦手」なだけで嫌だと思っている場合は、私は受けて立つようにしています。
経験値=自分の武器だと思っているので、武器が増えるならやるという感覚です。
「失敗は買ってでもしろ」という言葉ありますね。
これを言うのは、だいたい30代以降のそれなりに経験を積んだ人が10代・20代の若者へ向けてよく言っている言葉だなと思います。
そして、自分もようやくこの意味を実感してきています。
だけど、私は、10代とか20代前半は『失敗したら自分がくじけちゃうから嫌なのよ、やりたくないのよ』って思ってました。
どこから、挑戦する派になったのか。
転職でプータローした経験からなのです。
自分がやりたい!と思ったことだから、途中で出くわす「苦手だから嫌」なことにも、立ち向かえました。
苦手意識があるから勇気がいるし、ドキドキしながら取り掛かった結果、少しずつですが、色々とできるようになりました。
こうして、デザイナーにもなれています。
嫌だけどその先にメリットがあるならたまには頑張る
ビビりながら何かに取り掛かっているうちに、不思議と挑戦すること自体がおもろくなってくるんですよね。
ビビリに慣れたのもあったし、
自分の挑戦がちょっとずつ自分のスキルやテクニックに繋がっていっているから、ちょびっと生まれた自信が積み重なって、「うーん、やってやろうじゃないか」と立ち向かえるようになってくるのではないかと、今では考察しています。
今は家庭をもったことあり、時間の配分が地味に重要で、自分が力を入れたいことに優先順位をつける必要が出てきました。
そして、何より20代にバラバラに経験してきた点を線につなぐ作業をする段階であるように思います。
なりふり構わず挑戦するのが難しく感じています。
だから、嫌でも頑張ったその先に「自分がどうなれるのか」というポイントは意識的に持って、「苦手で嫌なこと」には挑戦してみるようにしています。
体力づくり、重要です
最後にひとつ。
体力は気力を支えるに重要です。逆も然り。
アンバランスだと成り立ちません。
「嫌」という感情のときはめちゃめちゃ気力を削られますもんね。
体力(睡眠含めて健康かな?)が整っていると、割と前向きに立ち向かえたりしませんか?
だから、体力づくりも歳を重ねるほどに意識していきたいポイントです。
体力なしにその先のメリットとか考えて皮算用するみたいなことだけは気をつけたいところです。
※アイキャッチはkenkitanoさんの画像をお借りしました。ほんま、こんなふうに生きたいわ!って心底思わせられた猫。ありがとうございます。
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