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経済学部卒デザイナーがプータロー経験で得た学び①期限付き追い込み

以前書いた、私が未経験&別業界からデザイナーに転職するまでを書いた話で、最後のまとめ記事の詳細を続編として書いていこうと思います。
私がプータローを経て転職するまでのことをベースにするものの、その後仕事で経験したことからも、ポイントが共通していることに気づきました。今ようやく、点と点が線になった感があります!うれしー!

あくまで個人の経験に基づいた話ですが、社会人になりたての思うように仕事がいかない方なんかにも役立つ話になるかもしれません。

今回は、こちらの2点について。
「期限を決めて、一旦集中してやってみる」
「ある程度自分を追い込む。ぬるま湯は脱する」

期限を決めることの本質とは?

プータローになった自分が必死になって再就職を果たせたのは、1年という期限を設けたことが肝であったと思います。
(いいえ、正しくは1年がもともと資金の限界だったんですが…あぁ、ちょっと美化したかも、すんません。)

『仕事のできる人になる』的な内容の本も「期限を決める」という項目を頻繁に見かけますし、私がフリーランスになる前に勤めていた会社の社長から教えていただいた『仕事の仕方』という話でも必ずと言っていいほど、出てくる話題は、「期限を決める」でした。
どちらも共通して発せられているメッセージの本質は”決めないと本気になれない”というところにあるんじゃないかと思います。
(怠けるほうが楽ですよね〜私は怠けられるだけ怠け続けたいです。)

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期限を決めないとゴールはずっと平行して逃げていくんだと個人的な解釈をしています。

期限が解決してくれるもの

社長からこの話を聞いてからの私は仕事やプライベートな約束でも、とにかく【いつ・何時までにするのか】の意識が高まりました。
当時、デザイナーとしての仕事に加え、ディレクターと呼ばれる進行管理の仕事もしていたから余計にかもしれません。

特に仕事では、まずもって期限がフワァっとして進むことは良い結果にならなかった記憶があります。
細かいなぁと言われようが、期限の話が曖昧ならこちらから確認をするようにしています。
社内だったり、対お客さまだったり、仕事はひとりで完結することがありません。
結局、これを明確にするだけで、自分自身の認識UPはもちろん、他者とのコミュニケーションの一助にもなります。
明確にさえなっていたら、間に合わない時もきちんと相談できます。

あ、逆に曖昧でOKなときは曖昧で進めていいんだね?ということ自体を確認します(どないやねん)

時間の長さは人によってもスピード感が違うため、具体的数値で共通認識が生まれることが大切だと捉えています。

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合わせると効果的。ぬるま湯脱出術

そして、ここでセットにすると効果UPなのが「ぬるま湯から脱して追い込む」こと。
ここでの追い込むは、言い換えると「宣言する」ということです。
自分で言うから、自分で決着するしかなくなるのです。

プータロー時代の例に置き換えると…

実家を再び出るときに
「自分の意思で決めた!デザイナーになりたい!京都へ戻る!」と、
親にも地元の友だちにも言ってしもた。

それだけ宣言して「いやぁ〜なれんかったわぁ〜」とヘコヘコ帰るのはかっこ悪いし、自分を嫌いになってしまいそうで許されへん。

もうやるしかない・・・(くっそー、言うんじゃなかった)
だけどプータロー生活を続けるには日数に限界もあるから、是が非でも就職をさっさとしなくてはならない。おまけに、就職すれば胸を張って「デザイナーになれたよ!(ドヤァ)」って言える。

という感じで、ぬるま湯どころか熱湯風呂に変えてしまいました。

振り返ってみると、
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1年という限界(期限)

宣言(ぬるいこと言ってられない状況に追い込む)
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のセットによって、必死に突っ走れたんだと思います。

しんどいことほど期限を設ける意識

何よりも、期限を設けたら、追い込む期間の終わりも同時に決まるのが嬉しいところ。
ズルズルとしんどいことが続くと誰でも心身ともに疲弊します。
嫌なことほど、えいっ!やっ!で期限を決めて、ゴールが見えたら、なんだかそれだけでも気持ちが少しスッキリしませんか?
そんなことを知ってか知らずか、結果的に、自分を追い込みすぎずプータロー生活を楽しめたのだと思います。


今取り組んでいることの期限、ハッキリついていますか?




※アイキャッチのnoriaki_wadaさんの写真を拝借しました。こんなかわいい&シュールな写真見つけたら使うしかないですよね。顔面強打だけは気をつけて頑張ってね!って応援したい。ありがとうございます。

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