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第29週 スポーツ選手 大坂なおみ

はじめに

第29週のスポーツ選手はテニス選手の大坂なおみさんです。

お生まれとご家族



大坂 なおみ(おおさか なおみ)さんは1997年10月16日 大阪府大阪市でお生まれになりました。

お父さんはハイチ共和国ポルトープランス出身で、アメリカ合衆国のニューヨーク市立大学シティカレッジで学んだ後、13年間日本に在住した、 ハイチ系アメリカ人。お母さんは北海道根室市出身の日本人で、苗字の「大坂」は母方から来ているそうです。

北海道札幌市で出会った両親は、その後大阪府大阪市に転居し、父親は大阪市内で大手語学学校の英語講師をしていたそうです。

大坂の姉の大坂まりさんもプロテニス選手です。

大坂の母方の祖父は1945年にロシアサハリン州の勇留島で生まれ、根室漁業協同組合組合長をしておられるそうです。

大坂の母方の曾祖母は平成4年に出版された本「勇留島に萱草の花が咲く頃」の著者の大坂みつよさんだそうです。


プロになるまで



なおみさんは生まれてから中央区の空堀商店街の近くに住んでおられたそうです。

1999年全仏オープン女子ダブルスを優勝したビーナス・セリーナのウィリアムズ姉妹を見たお父さんと、姉の大坂まりの影響で3歳からなおみさんはテニスを始め、テニス経験のない父の教えの下、近所の靱テニスセンター等で練習されたそうです。

2001年にアメリカ合衆国へ移住されます。

父方の祖父母がいる、ニューヨーク州ロングアイランドのエルモントに住まれました。

お母さんは日系企業に勤めて家計を支え、姉妹は全米オープンの会場でもあるナショナル・テニス・センター等で毎日6時間近く練習したそうです。

オルデン・テラス小学校三年生までここで過ごされました。

なおみさんの憧れの選手はセリーナ・ウィリアムズさんで、小学校3年に「将来の夢」というテーマで憧れのセリーナの絵を描き、「彼女のようになりたい」と願いを込め自室に飾っておられたそうです。

2006年フロリダ州に移住し、ペンブロークパインズの公共コートで練習した。

2007年8月、全国公共公園テニス協会選手権で大坂まりとの14才以下女子ダブルスで優勝されました。

また14才以下のフロリダ選抜に選ばれたそうです。

2008年ヨネックスとスポンサー契約を結ばれました。

Broward Virtual中学・高校に入学されます。


プロツアー出場資格が得られる14歳になった2011年10月、ITFサーキット「モンテゴ・ベイ大会」でデビューされます。

2011年10月、全米テニス協会が大坂さんにほとんど関心を示さなかったので、父親が「テニス選手としての国籍」は日本を選択したそうです。


以降厳しい環境を求めてジュニア大会には目を向けず、ツアー下部大会に出場されます。


プロ後の活躍

2013年6月ITFサーキットエルパソでサナズ・マランドに敗れたが準優勝。9月、プロに転向されます。

2013年9月、東レパン・パシフィック・オープン予選に出場されます。

初戦でシルビア・ソレール・エスピノサさんに敗れるも、吉川真司代表コーチが「すごい才能」と日本テニス協会に報告したそうです。


2014年6月飛び級で高校を卒業されます。

7月バンク・オブ・ウェスト・クラシックで初めて予選を突破し本戦出場されます。1回戦で対戦した2011全米オープン女王のサマンサ・ストーサーさんに2-1で勝利されます。最速193km/hのサーブで大番狂わせを演じられます。

この大会の時、スポンサーはゼロ。飛行機、ホテル、遠征先の食事代は、両親が支えていたそうです。

インタビューで当時持っていなかった携帯電話が欲しいと答えたが、母親に賞金で買いなさいと諭されたというエピソードがあるそうです。

2014年7月、バンク・オブ・ウェスト・クラシックで本戦出場後、日本テニス協会に登録していなかったなおみさんは、日本オリンピック委員会から強化指定選手の認定を受けられました。

2015年5月カンガルーカップで鄭賽賽さんに敗れ準優勝されます。

10月試合制限解禁の18才になられます。

WTAファイナルズのライジング・スター・インビテーショナルに出場されます。キャロリン・ガルシアを下し優勝されます。

11月WTA125Kシリーズのフワヒン選手権でヤロスラワ・シュウェドワさんに敗れるも準優勝されます。年間最終世界ランキングは144位だったそうです。

2016年 トップ50入り

2016年全豪オープンでは予選を突破し、グランドスラム初出場されます。

本戦でも2回戦で第18シードのエリナ・スビトリナさんに勝利。3回戦でビクトリア・アザレンカに敗れます。

日本人の女子テニス選手として、4大大会初出場で3回戦進出は小幡陽子さん以来52年ぶりとなりました。 

3月のマイアミ・オープンでは予選を突破し本選出場、本選2回戦で元世界ランキング5位のサラ・エラニさんを破って3回戦まで進出されます。

大会後のランキングで95位となりトップ100入りを果たされます。

全仏オープンでは1回戦で第32シードのエレナ・オスタペンコさんに6-4, 7-5で勝利されます。

2回戦でもミリヤナ・ルチッチ=バロニさんに6-3, 6-3で勝利。3回戦では世界ランク6位のシモナ・ハレプさんと対戦、第1セットを先取するも6-4, 2-6, 3-6で惜敗されます。

ウィンブルドンは、ひざのけがのため欠場されました。

全米オープンでは1回戦で第28シードのココ・バンダウェイに6-7(4), 6-3, 6-4で勝利、2回戦で段瑩瑩に6-4, 7-6(3)で勝利し3回戦進出。3回戦では第8シードのマディソン・キーズを相手に第3セット5-1で、あと2ポイントまで追い込むも、そこから逆転され、5-7, 6-4, 6-7(3)で敗れます。

2016年6月6日、なおみさんは特例による五輪出場資格の56位以内を目指しておられましたが、87位と届かずリオ五輪に出場出来なかったそうです。


9月の東レパン・パシフィック・オープンではワイルドカードで出場されます。

1回戦で土居美咲さんとの日本勢対決に6-4, 6-4で勝利すると、2回戦で第6シードのドミニカ・チブルコバさんに6-2, 6-1で圧勝、準決勝でエリナ・スビトリナさんに1-6, 6-3, 6-2で逆転勝利と強豪を撃破し、WTAツアーで自身初の決勝進出を果たされます。


この2016全豪オープンのエリナ・スビトリナ戦後のインタビューで「最強になるんだ、これまでの誰とも違う」と『ポケットモンスター』のテーマソングから答えた事があるそうです。なおみさんはこのようにアニメ好きなことが知られていて、『ユーリ!!!on ICE』を見ていて、平昌オリンピックで、羽生結弦氏が2大会連続でオリンピック金メダルを獲得した際には、羽生のフリースケーティングの演技の動画とともに「本当に泣きそう。今まで誰かの熱狂的なファンになって感激したことないけど、ユウユウ(羽生結弦)の熱狂的ファンになったみたい。」と投稿されているそうです。

また『ハイキュー!!』を読んで、バレーボールをしてみたが上手く出来なかったエピソードを話されています。


決勝は元世界ランキング1位のキャロライン・ウォズニアッキさんに5-7, 3-6で敗れ準優勝となりました。

大会後のランキングで47位となりトップ50入りを果たされます。

これらの活躍が評価され、日本勢初となるWTAアワード最優秀新人賞を受賞されます。

また11月25日、日清食品ホールディングスとの所属契約を結ばれています。



2017年 の活躍


1月、全豪オープンでは、2回戦で第9シードのジョアンナ・コンタさんに敗れたました。全仏オープンは初戦敗退されています。

2月、フェドカップの日本代表に初選出され、アジア・オセアニアゾーン1部決勝で自身はガリナ・ボスコボワさんに勝利されましたがチームは敗れたそうです。


2017年7月、ウィンブルドンでは2回戦で第22シードのバルボラ・ストリコバさんに勝利されましたたが、3回戦で第10シードのビーナス・ウィリアムズさんに敗れています。

全米オープンでは初戦で前回覇者で第6シードのアンゲリク・ケルバーさんに勝ちトップ10に初勝利されます。全米オープンで前回覇者が1回戦で敗退するのは全137回のうち女子では2度目、男子を含めても3度目という歴史的な番狂わせであったそうです。

その後3回戦でカイア・カネピさんに敗れた。年間最終世界ランキングは68位になられます。

12月、セリーナ・ウィリアムズらトップ選手のヒッティング・コーチを務めたサーシャ・バイン氏がコーチになられました。

彼はキャロライン・ウォズニアッキさんとの契約終了2日後にコーチの依頼が来たことに、掛け持ちはしないこと、自身から契約破棄しないことから3日前に連絡が来ていたら断っていたことを「これも運命だね」と語っておられたそうです。

また女子選手が200km/hクラスの高速サーブを打てるならば、黙っていてもトップ30圏内に入れる可能性があるのに、当時70位前後であったのを理解できなかったと当時述べておられたそうです。

2018年 の活躍

2018年1月、ホップマンカップは予選敗退されます。

2018年4月、フェドカップはワールドグループ2部プレーオフで勝利し4年ぶりのワールドグループ2部昇格に貢献されています。

個人では全豪オープンでは、2回戦で第16シードのエレーナ・ベスニナさん、3回戦でアシュリー・バーティさんに勝利されましたが、4回戦でシモナ・ハレプさんに敗れました。

3月、ツアーカテゴリで4大大会に次ぐプレミア・マンダトリートーナメントのインディアンウェルズ・マスターズで1回戦・元世界1位マリア・シャラポワさんに6-4 6-4で勝利されます。その後も勝ち進み、準々決勝で世界ランク5位のカロリナ・プリスコバさんに6-2 6-3で勝利、準決勝で現世界ランク1位のシモナ・ハレプさんに6-3 6-0で勝利されます。そして決勝でダリア・カサキナさんに6-3 6-2で勝利しWTAツアー初優勝されます。

シングルスでのプレミア・マンダトリー大会優勝は日本人女子初になりました。

この頃からゲーム好きななおみさんはプレイステーション4を遠征に持って行かれているそうです。

この優勝により、WTAランキングを44位から22位とされます。

練習拠点であるエバートテニスアカデミーで、練習をよく見ていた元世界1位のクリス・エバート氏は「コーチのサーシャを高く評価したい。彼は、彼女に何が欠けていたのか、何が必要かを知っていた。彼女の動きは(コーチ就任前と)明らかに違ってきている」とコーチ変更が初優勝への背景にあることを指摘されました。


続くプレミア・マンダトリートーナメントであるマイアミ・オープンでは、1回戦で同大会8回の最多優勝記録を持つセリーナ・ウィリアムズさんに6-3 6-2のストレート勝ちを収められます。

グランドスラムで初めてシード選手として迎えた全仏オープンは3回戦で第13シードのマディソン・キーズさんに1-6, 6-7(7)で敗れます。

7月、ウィンブルドンでは3回戦で初めてのセンターコートでプレーされましたがアンゲリク・ケルバーさんに敗れました。

8月17日、インスタグラムでプレッシャーを感じていたこと、これを克服しつつあることを告白されています。


全米オープンでは第20シードで出場。3回戦をダブルベーグルで勝利され、4回戦でアリーナ・サバレンカさんを6-3、2-6、6-4で下すと[58]、準々決勝ではレシヤ・ツレンコさんを6-1、6-1で圧倒し、日本女子として1996年ウィンブルドンの伊達公子さん以来22年ぶりのグランドスラムベスト4進出(全米オープンに限れば初めて)を決められます。

準決勝はマディソン・キーズさんに6-2、6-4とストレートで勝利され、グランドスラムで日本女子史上初の決勝進出を果たされます。

決勝はセリーナ・ウィリアムズさんを6-2、6-4のストレートで下され、20歳でグランドスラム初優勝を果たされます。この優勝でWTAランキングも7位に上昇、トップ10入りを果たされます。

続く東レパン・パシフィック・オープンはカロリナ・プリスコバさんに敗れたが準優勝されます。

10月、錦織圭氏と伊達公子さんに並ぶ日本人歴代最高タイの4位を記録されます。

また日本女子で3人目のWTAファイナルズに出場されます、

年間最終世界ランキングは5位。

なおみさんはオリコンの「好きなスポーツ選手ランキング2018」の「女性部門」で初の1位に輝かれます。

2019年 全豪オープン初優勝・世界ランキング1位

2019年1月になおみさんをモデルにした日清食品のアニメCMがこうかいされましたが肌の色がホワイトウォッシュされているという批判があり、公開中止されたそうです。


全豪オープンでは第4シードとして出場され、3回戦で第28シードの謝淑薇さんに5-7、6-4、6-1で勝利、4回戦で第13シードのアナスタシヤ・セバストワさんに4-6、6-3、6-4で勝利し、初めて全豪オープンベスト8に進出されました。

準々決勝では第6シードのエリナ・スビトリナさんに6-4、6-1で勝利し、これにより錦織圭氏と伊達公子さんの持つ4位の記録を上回り男女通じて日本勢最高の世界ランキング3位以上が確定しました。

準決勝では、第7シードのカロリナ・プリスコバさんに6-2、4-6、6-4で勝利した。勝利した方が世界ランキング1位となる決勝では、第8シードのペトラ・クビトバさんに7-6(7-2)、5-7、6-4で勝利し初優勝を果たされます。


グランドスラム初優勝からの連続優勝はジェニファー・カプリアティさん以来18年ぶり、オープン化以降史上6人目の快挙となったそうです。

また、生涯獲得賞金が11億円を超え杉山愛さんを抜き日本最多となったそうです。

今大会ではサービスエース・リターンエース・ウィナー・ブレークの数が女子シングルスの出場者で最も多く、これについて杉山愛さんは「大坂は『ビッグサーバー』から『オールラウンダー』の選手に変貌を遂げた」と分析されています。

また、他にも優勝の要因として、「肉体改造によるバックハンドの威力向上」「精神面での成長」を挙げたそうです。

1月28日付の世界ランキングで、李娜さんの持つ2位の記録を上回り男女通じてアジア人初の1位となられます。

しかし2月、サーシャ・バイン氏とのコーチ関係を解消したところから少しスランプに入られます。

2019年2月7日、ジュニア時代のコーチと称する男性から、コーチ料未払いを理由に訴えられたそうです。

フロリダ州の裁判所は、同年7月29日に開かれた審理の後、生涯獲得賞金の2割を報酬とする契約締結当時の2012年3月に当事者が未成年であり、裁判所に承認もされていないことを理由に、契約は無効であるとして、同年9月13日に大坂さん側の主張通りこの訴えを退けたそうです。

判決ではコーチングの内容が不明確であることも契約の有効性を否定するものとして示されたそうです。

3月のBNPパリバ・オープン、5月のマドリード・オープン、8月の全米オープンと、同世代のベリンダ・ベンチッチさんに3連敗。グラスコートシーズンではバーミンガム・クラシック、ウィンブルドン選手権とユリア・プチンツェワさんに連敗するなど苦しむ時期が続きました。

2019年9月16日、大阪府知事から感動大阪賞、大阪市長から市長特別表彰が贈られています。

そして同月に父のレオナルド・フランソワ氏が代理コーチに就任すると、生まれ故郷の大阪で開催された東レ・パンパシフィック・オープンでは2年連続決勝進出、決勝でアナスタシア・パブリュチェンコワさんを6-2, 6-3で下しツアー4勝目を挙げられました。

続くチャイナ・オープンでも、準々決勝で全米王者のビアンカ・アンドレースクさんを、準決勝では同大会前年優勝のキャロライン・ウォズニアッキさんを、そして決勝では世界ランキング1位のアシュリー・バーティさんをそれぞれ破り優勝されます。

日本人選手が2大会連続で優勝するのは史上初のことであり、スランプからの復活を印象づけられました。

2019年10月に日本国籍を選択する手続きを行われています。

WTAファイナルズはラウンドロビン初戦でクビトバさんを7-6, 4-6, 6-4で破り同大会初白星を挙げたが、第2戦を前に右肩の負傷のため欠場を発表し、シーズンを終えられました。

年間最終世界ランキングは3位でした。



2019年10月に日本国籍を選択する手続きを行った[82]。



2020年 2年ぶりの全米優勝



年始のブリスベン国際でなおみさんはベスト4入りした後、全豪オープンに前年覇者として挑んだが、3回戦で新星コリ・ガウフさんに3-6, 4-6で敗れています。

3月から新型コロナウイルス感染症の流行の影響でツアーが中断された際には、「マリオテニス エース」を使用した国際チャリティー大会に出場して錦織圭氏と対戦されています。

ツアー再開後の復帰戦、ウエスタン・アンド・サザン・オープンではベスト4するも、ウィスコンシン州で起きた黒人襲撃事件(ジェイコブ・ブレークへの銃撃事件)に抗議する意を込めて翌日の準決勝を棄権すると発表されますた。

しかし、大会側も同意で大会日程を1日延期することを表明したため出場を続行され。準決勝でも勝利して決勝に進出したが、この試合で負傷し、決勝は棄権されました。

全米オープンでは第4シードとして出場、勢いそのままに勝ち上がり決勝まで駒を進めると、前哨戦の決勝で対戦する予定だったビクトリア・アザレンカを1-6, 6-3, 6-3の逆転で破り、2年ぶり2回目の優勝を果たされます。

また、引き続き黒人襲撃事件への抗議の意を込めるため、着用しているマスクに過去の犠牲者の名前を記したことでも大きな話題となった。

このようななおみさんの行動は日本国内では冷ややかな意見も数多く見られたそうですが、海外では共感を呼び、ニューヨーク・タイムズやナイキなどから称賛を受けたそうです。

日本には人種差別は存在しないとする声に対し、なおみは2人のコメディアン(Aマッソ)が2019年に大坂なおみの肌の色を侮辱した事実を思い起こさせるツイートを投稿されたそうです。

全仏オープンは脚の痛みで欠場し、そのままシーズンを終えられました。

年間最終世界ランキングは3位でした。

アメリカの経済誌『フォーブス』の2020年の発表によると、年収は世界の女子スポーツ選手として史上最高の3740万ドルになられているそうです。



2021年 2年ぶりの全豪オープン優勝


2021年2月に行われた第3シードで参戦した全豪オープンでは、3回戦まではストレート勝ちで順調に勝ち上がられました。

4回戦では、スペインのガルビネ・ムグルサさんを相手に一時はマッチポイントを握られるなど苦戦したが、冷静さを失わず4-6、6-4、7-5で逆転に成功されました。

これ以降、準々決勝では台湾の謝淑薇さんを、準決勝では米国のセリーナ・ウィリアムズさんをいずれもストレートで下した。決勝でも米国のジェニファー・ブレイディさんを6-4、6-3のストレートで下し、2年ぶり2度目の全豪オープン優勝を決められました。

大阪なおみさんのテニススタイル


なおみさんのテニススタイルはアグレッシブ・オフェンシブベースライナーだそうです。

豪快でパワー溢れるグラウンドストロークを持ち味とし、両サイドからウィナーを打つことが出来る。

パワフルなフォアハンドが武器であるが、脚を踏ん張り、一度の強打で形勢を逆転できるバックハンドも得意だそうです。

サーブも非常に強力で、最速サービス記録歴代10位の201km/h(125マイル)を計測し、また様々なスピンサーブも打て、緩急をつけることができる。

好きなサーフェスはハード。好きなショットはフォアハンド。

第1セットを先取すると気持ちが乗り負けないそうです。

2016年10月の天津オープン準々決勝以降61連勝。第1セットを先取した試合は過去81試合。ストレート勝ちが69試合、フルセット勝ちが7試合で、勝率は約9割3分8厘。

第1セットを落とした試合は64試合で、ストレート負けが43回、フルセットでの敗退が8回で、逆転勝ちは13回だけ。勝率は約2割3厘だそうです。



試合のルーティーンを決めていてシューズは右から履く。当日の朝食はスモークサーモンを載せたベーグルを食べる縁起担ぎをしておられるそうです。

めぐめぐがすごいと思う大阪なおみさんのこと

1日本・アメリカ・ハイチと自分のそれぞれのルーツを誇りに思って生きておられること。

2プロのテニス選手としてたえず上を目指し、小学生の夢を叶えられ現在も益々トップを走り続けておられること

3プロのスポーツ選手として政治問題にも発言され、差別のない世界を実現するために自分の生き方を世界に発信し続けられていること

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