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運命への挑戦~ing -わたしの物語ー

  🍀   まるでドラマのような三代記
  🍀 
運命への挑戦 ~ing             


<1章> 運命のはじまり (1)    


  思いがけないつながり

父の亡き後、父の歩みをまとめようと思っていた私でしたが、思いがけず知った祖父の経歴から新たな想いが生まれました。
それぞれが別々に歩んできて、接点の少ない人生だと思っていたところが、
農業に添って三代が歩んでいる…。
それは、覚悟ではじめた私の道が、運命で決められていたような…
記せば「まるでドラマのような三代記」です。
   🍀国策と生きた技術者ー祖父ー

運命のはじまりは、27、8年前。父が高齢になってから開発した資材が私の前にあらわれた時になります。
「連作障害有機質対策法」というタイトルのついた土壌改良材。
若い頃、家業を手伝う時期があったものの、結婚、子育てで別の生き方をしていた私には、生まれたばかりのその資材は遠い存在のモノでした。
当時、両親と私はそれぞれ問題を抱え、優先される目の前の課題を解決して進むことを強いられていました。
そして、急遽、家業に関わるようになった私。
前職は、コピーライターなどの販売促進の仕事に就いていました。

父の亡き後、すぐに生涯を記そうと思い立ったのには、前職での記念誌の編纂経験があります。地域で100年続いた老舗で発行した、「創業100周年記念誌」の編纂業務です。
30年前になる当時は、記念誌ブームがはじまり、プロジェクトとして2年間の編纂作業を行った凸版印刷株式会社では、社史の編纂部門を精力的に拡大していた頃です。
そんな編纂の経験から、父と自らの会社の歴史をまとめることを、当然のように思い着きました。

長い年月を振り返り、歴史とともに記す作業は膨大です。
猛進してきた日々には、取りこぼして来たこともたくさんあります。
それらを大切に拾い上げることも忘れずに、
人生を二度愉しむ魔法にかかろうと思います。


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