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運命への挑戦~ing -わたしの物語ー

🍀 まるでドラマのような三代記
🍀
運命への挑戦 ~ing


<1章> 運命のはじまり (2)    


  背中を押された出来事 '2022

三代記を書くに当たって、年表づくりはまず最初の作業です.。
これはアバウトにすることにしました。
地域や食の周辺の年表は、昔、作成してあります。
これらの情報はかなり集めてきましたが、無知なのは戦争についての現代史です。
長野県は満洲への移民が多く、満蒙開拓の悲劇を講演会などで知る機会が多くありました。
帰国して開拓農家となった方々による高原野菜の産地も各地にあります。
祖父が官吏で、国策に従い南方のインフラを整えていたことを知り、その職歴が"書くこと"を慎重にさせました。
戦争の歴史を知らなければ書けない…。

そんな想いを刺激する出来事が昨年、立て続けにありました。
エリザベス女王のご逝去、安倍元総理のご逝去、そして、戦犯とされた松岡洋右の実像について発見された最新の新聞記事。
どれも、ジャーナリストだった曽祖父につながることで、見えていなかった糸を見つけたり、絡んでいた糸がほどけたり…、運命の赤い糸がつながったのです。
父が書き遺したものを読むと、曽祖父(父の祖父)は、イギリスに渡って「大英帝国」を執筆し、博文館から出版したそうです。
帰国後は「日露戦争実記」(博文館)の執筆に関わり、亡きあとは印税が曽祖母の暮らしを支え、イギリス大使館や親族の政治家たちとの関わりが続いたようです。

大学を卒業したばかりだった父が、戦後すぐに敵国だったイギリスへの輸出の仕事をしていたことへの疑問や、輸出先のイギリス王室園芸協会とエリザベス女王のつながりを知り、背中を押されるような風を感じました。
まずは記憶をアウトプットし、史実と合わせてエッセイのように書き止めてみよう、と。
身近なことを書くのは気恥ずかしく、高校時代に決めたペンネームで記すことで辿った道を再び歩み、新たな彩で人生を歩んでみます。
……少し、ワクワクしてきました。


 👉 暗中模索の日々 ~初めての畑~


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