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苦手なのは正社員という働き方

本屋さんにて。
スピリチュアルな本に興味があるのに、そのジャンルの棚の前をスーンとして通り過ぎてしまう。
そんな自分に気がついてしまった。

私がよく行く大型の本屋さんにはスピリチュアルなジャンルの本棚の右横にはヨガやアーユルヴェーダ、アロマなどの本棚がある。
左側にはタロットカードがずらっと並べられた本棚がある。
そしてその真ん中の本棚にスピリチュアル系の本が並んでいる。

その本棚に並んでいる本を手に取って読んでみたいのに、そのあたりに人がいるとなぜか素通りしてしまったり、特に見たい本もないのに隣の棚のアロマの本とかを眺めてみたりする。。。
しかも、タロットカードを見ている人などがいると、なんとなくちらっとその人をみてしまう。

そういうことに興味があることを人に知られたら変な人と思われる…というのが私の中にあるのだろう。

しかし実際私の中はそういうことばかり。
そういうことには詳しい。
知りたい!おもしろい!と思ってしまう。
宇宙の真理においては、なるほどなーと納得してしまうことばかり。

だけどそういう類いの話を、身近な誰とも共有できたことがない。
きっと私が理解していることを話しても、理解してもらえないのはわかるから。

だからますます、私がそういう人間だということを人に知られるのを避けたくなる。隠したくなる。

だけど私の中はいつもそんなことだらけ。

特別なことではないし、空気のようにあたりまえのことなのにみんなは受け入れたり理解したくないみたい。
だから言わないことにしてる。
本当のことなのに、そんなこと言う私の方がおかしな人と思われるのもなんかイヤ。

でも本当はこうなんだよと言いたい。



今朝、YouTubeで小林正観さんのお話を聴いていた。
人生の後半からは、
〝こだわりと執着心を捨てる〟
そうすると、追い風と共に生きていけるのだそう。

できなくなったこと、なくなったものを受け入れて生きる方がラクということだなと思った。

人生を折り返しても、若い時のようにあれが欲しいこれが欲しいとやっていると、向かい風に向かって生きることになり苦しいらしい。
なるほど確かにそうかもな。
そう考えてみるだけで苦しいし。


私は社会人になってから正社員で長らく働いてきたから、今でもやろうと思えばできると思っていた。つい最近まで。。
けれど、今の私には、正社員で働くということは自分を苦しめるということに気がついた。
考えてみたら、もうあの頃とは自分も背景も違う。
そりゃ自分のキャパを超えることをすれば苦しくてあたりまえか。

私は仕事にやりがいとか生きがいとかを感じたいわけじゃないんだなぁって気づいた。
私にとって仕事とは、自分に必要なお金を作るためにするものであって、その仕事へのモチベーションは、その働きで得られたお金で好きなもの買ったときの喜びを感じることや、推しのコンサート行ったりしたときの嬉しさ楽しさを味わう気持ちだなーって。

私は仕事のためには生きてない。
仕事して得たお金で楽しむことのために仕事頑張ってるだけだなって気づいた。

だから別に好きなことを仕事にしなくてもいいし、自分が力まずできることで働いてお給料をもらえればそれでいいんだなぁってわかった。

自分の足るを知って、欲張らず、普通に働いて好きなことにお金を使える私でいられればいい。

それに気づけて良かった。

外側に答えを求めても答えは見つからない。
自分で自分のことを知ることでしか、自分の答えは見つからない。

自分が気持ちよく安心して暮らしていける方法は自分が教えてくれるよ。
いつも自分に聞いてみよう。


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