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オルタナティブスクールに通わせたい親がぶつかる4つの問題

私には、来年小学生になる息子がいます。
公立小に通う予定ですが、この機会にと、オルタナティブスクールの見学もしています。

オルタナティブスクールとは、文科省が認可する公立や私立ではなく、無認可の学校です。
興味に合わせて学習できたり、テストが無かったりと、魅力がたくさんあるけれど、いざ学校選びとなると、これがなかなか難しい...。
色々問題があるんです。

今日は、オルタナティブスクールに通わせたいと親が思った時にぶつかる4つの問題について書いてみます。

①オルタナティブスクールが少なすぎる

オルタナティブスクールは、ここ数年で次々できてきているけど、まだまだ数が少ない!
私の住む県には一つもありません。

もし通うとなると、引っ越さなければならず、生活環境も何もかも変えなければいけないので、結構大変です。
中には、県内にいくつものスクールがある県もあります。関東圏、熊本県、長野県など。
でも、一つも無い地域もまだまだ多いです。

②授業料が高すぎる

オルタナティブスクールには、国からの補助金などは一切出ません。
NPO法人が運営している場合などは寄付金を受け付けていたりしますが、それでも運営は厳しいところも多いようです。

そのため、各家庭から集める学費で、学校運営費をまかなっています。
入学金10万円、月額6万円といった高額のスクールも存在しています。

私立に通わせるのも検討しているような、経済的にゆとりのある家庭なら気にならないでしょうが、一般庶民にはかなり高く感じられます。

③体験会に参加必須のところが多い

令和6年度入学の願書の受付が始まっているスクールも出てきましたが、応募資格のところに「過去の体験会やイベントに参加したことがあること」という記述がある場合があります。

そもそもオルタナティブスクールを立ち上げるような方たちは、自分なりの教育観ややりたいことがあって、それを実現するためにスクールを立ち上げているのだと思います。

だから、入学してくれる家庭も、どんな家庭でもいいわけじゃなくて、ちゃんと自分たちの理念や方針に賛同してくれるのかを見ている気がします。
その一つの目安として、過去の体験会やイベントへ参加したことがあるというのは、一つのポイントになるのかなと。

④HPを見ても情報が少なすぎる

オルタナティブスクールには、ホームページがあるところが多いです。
親切にQ&Aのページを設けてくれているところもあります。

でも、そこに載っていない細々としたことも、親の立場からすると色々心配になりますよね。

例えば、実際どんな学校生活を送るのか?
学童はあるのか?
登校時刻は何時か?下校時刻は?
給食費はいくらか?どんなメニューか?誰が作るのか?

教科書は使うのか?
テストや通知表はあるのか?
在籍する公立小には全く通わないのか?

今パッと思いつく限りでも、これだけ出てきます。
他にも細かいことを挙げればキリが無い。

でも問い合わせたくても、メールアドレスしかなかったり、電話してもなかなか繋がらなかったりで、情報がつかめなくて。

もちろん、最近できたばかりのスクールも多いので、仕方ない面もあると思います。
今まさに、作り上げている真っ最中という感じかと思います。
保護者もそれを楽しむ!一緒に作り上げたい!というスタンスの方が、うまく行くかもしれません。

とまぁ、こんな感じで色々と悩ましいことがたくさんあります。
何かの参考になったら嬉しいです。

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