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メモ習慣は人生を変える
自分の考えたことをメモする習慣は、継続すれば人生を変える大きな力をもつと思います。
実際私も、確かな自分軸をメモ習慣によって身に付けました。
私の過去からさかのぼってお話ししたいと思います。
17歳で大学受験の壁にぶち当たった時、救ってくれたのは一冊の本でした。
池田晶子さんという文筆家の方が書かれた『考える日々』という本。
そこから池田さんの本を片っ端から購入して読むようになりました。
受験の2次試験の前日に、ホテルのベッドでも読んでいたくらいです。
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そんな敬愛していた池田さんが、自分で考えたことをノートにメモしていて『リマーク』という名前で出版までされていることを知りました。
「私もノートに考えたことをメモしていこう。」
池田さんに触発され、23歳の時に『考えるノート』というノートを作り、メモを始めました。
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この頃はまだ、「自分で考える」ということができなかったので、ひたすら本を読んで思ったことを書き留めるやり方でメモしていました。
池田晶子さんは哲学系の方なので、池田さんの本から西田幾多郎やプラトンを知り、哲学系の本をひたすら読んでメモしていました。
そして2冊目。
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この頃から徐々に、本を読まなくても自分で考えられるようになってきました。
言葉とは何か?ということが不思議で不思議で、ひたすら考えていました。
そして3冊目。
その頃は育休中で時間があったので、ずっと気になっていて苦手意識のあった日本史をしっかり勉強しなおそう!と思い、歴史の本をひたすら読みました。
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そして、人生でこんなに時間があるのは育休中の今しかないかも!と思い、「1ヶ月1万円を本購入に使う」と決め、多読にもチャレンジしました。
そして4冊目。
日本史から、今度は世界史へ。
アメリカやドイツの歴史を学びました。
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世界史を学ぶと、日本という国が世界の中でどういう位置づけにあるのかも見えてきました。
そして今、5冊目のノートを使っています。
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教員という仕事をする中で感じたこと。
本への愛について。
自分の人生について。
思いついたことはなんでもメモしています。
すると、1冊目のノートから一貫して、ある言葉が度々出てきているのに気づきました。
それは「感性」という言葉です。
自分がどう感じるか。
どう考えるか。
自分の感性を大事にすることの大切さや素晴らしさを、私は23歳の頃から10年以上変わらず、ノートにメモし続けていました。
自分の中で「感性」というものがいかに大切か、メモを通して気付いたんです。
そして、なぜ自分が「感性」にそこまでこだわるのか、また考えてメモしていきました。
そうすることで「今ここを大切に生きていこう」という自分の軸も確かなものになっていきました。
こうして、私はメモによって自分の人生をより力強く、幸せに生きられるようになりました。
メモすることは、自分と向き合うことです。
自分の人生について考えることです。
メモ習慣を続ければ、自分の人生についての理解が深まり、自分軸をもてるようになります。
あなたの人生は大きく変わります。
みなさんもメモ習慣を始めてみませんか?
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