「ゴールが見えてきましたね」
長らく沈黙していましたが、久しぶりの投稿です。
しばらく保健室登校をしていた息子、先月から全く学校へ行かなくなりました。
でも、本人の気持ちは前向きです。自分に向き合う長い長い道のりはまだ終わっていませんが、今はエネルギーを貯める時。
本人がそう決めたなら、無理に登校は促していません。
自分から筋トレをしたり、夜は楽しくモノポリーをしたりして過ごしています。
先日、私とスクールカウンセラーさんとの面談があり、状況を伝えると、
「ゴールは見えてきました。お母さん、ここまでよく頑張ってこられましたね」
と言ってくださいました。
半信半疑でも、そうなのかな?と思えて嬉しかったです。
もちろん、ここでいうゴールは学校へ行くことではありません。
本人が前向きになって、先へ進もうとすること。そのための心のタンクをエネルギーでいっぱいにすることです。エネルギーがあれば、人は勝手に前へ進もうとするのだそう。
私自身もこの半年、関わり方を勉強して試行錯誤しながら試しました。
苦しくてたまらない時期もあったけど、息子がこんな状態にならなければ気がつかなかった反省点もたくさん見えてきました。
不登校はそれ自体が問題なのではなくて、子どもが発信するSOSを親や周りがどう受け止め、対応を変えるかで、家族全員が成長するとても良い機会なんだと今では思います。
何年も同じ状況を見守るだけでは解決しないのは、親が変わろうとしないから。
親が自分自身と向き合い、人間として成長すると子どもは自立するんだな、と改めて感じました。
日々楽しくコミュニケーションを取りながら、期待し過ぎず我が子の成長を楽しみに待つ。
それが本来の見守りなのかもしれないですね。
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