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チベットの僧院でいただいたチャパティ

 インド領のチベットの僧院に友人が長期滞在していて、友人と文通をしていてとても良い所で、チベット仏教の真髄が学べると言われて僧院に泊まりに行った。この僧院には外国人も学びに来ていて、チベットの仏教大学のようだ。
私は、ネパールの旅の後で疲れて食欲がないときに、キッチンマスターが特別にチャパティと青唐辛子炒めを大量に作ってくれた。
チャパティは味がなく、青唐辛子炒めは人生1の辛さだったので、食べたくなかったが、せっかく作ってくれたので無理して食べた。キッチンマスターは、私のために黙々とチャパティを焼いていてくれ、その愛情が伝わってきた。
そして、私が食べ終わると皆で嬉しそうに、分けて食べていた。
そんなことを思い出して、初めてチャパティを作った。粉物も初めてだったので、生地が丸くならなかったのと、伸ばす時に生地がひっついてしまった。材料の全粒粉は、近所のスーパーに売っていなかったので、アマゾンで注文した。
焼くのは簡単で直ぐにできた。味は素朴の味だったが、パリパリ感があまりなかった。それは生地が厚すぎたのだと思う。
今度は、この失敗を踏まえて再度作ってみようと思う。

エドガーケーシーのサラダと、鳥と野菜スープ、柿と梨、ザクロジュースでチャパティをいただきました。

チベットの僧院は宿泊費も食事代も受け取らず、自給自足と寄付で運営していました。私は、滞在のお礼を述べ寄進してきました。
チャパティを焼いていると、チベットの僧院での出来事が思い出された。
それから、日本に帰ってチベット仏教を勉強しました。
キッチンマスターや修行僧の愛情に触れた、忘れられない体験だった。

初めて焼いたチャパティ

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