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わかりやすく書き、話すために攻略したい 「が」の使い方の極意



放送作家の板橋めぐみです。


GWはいかがお過ごしでしたか?

私はバラからエネルギーをいただきました〜

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これは寄せ植えの先生のお宅のバラ。
見頃!とのことで伺ったのです。


さらにGW中には読書にも励みました。
今日はその中で目からウロコだった
話題をシェアさせていただきます。


「は」と「が」を使い分ける とは?


今回ご紹介したいのが、

「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを1冊にまとめてみた」
(日経BP)



本の内容はタイトルが全て伝えてくれています(笑)
文章術の名著「100冊」のエッセンスを1冊にまとめた本(p.2より)です。

エッセンスだけに、書かれていることは大事なことばかり。
その中で私が最も「おお!」と思ったのが、

「は」と「が」を使い分ける(p.142)

という章です。

この「は」と「が」、
番組のコメント原稿でも
「ここは‘は’じゃないか?」「いや‘が’だ!」と
よく議論になります。

この本(p.143)ではそれが明確に定義されています。

「は」はすでにわかっていること、
「が」はわかっていないことに使う

例文
むかしむかし、おじいさんとおばあさん「が」いました。
おじいさん「は」、山に芝刈りに、
おばあさん「は」、川に洗濯にいきました。


この定義は実にわかりやすいです!
モヤモヤしていた使い方が、
これで一発解決!!


「が」で文章を続けてはダメ!


さらに私が思わず膝を打ったのが…

「……が」を使っていいのは「逆接」のときだけ(p.146)

文章のプロの多くが、接続助詞「が」を警戒しています。
「が」は、前後のつながりのない文でもくっつけてしまうからです。
(P.147)


そうそう、そうなんです!!
この「が」、喋り言葉でもかなりの困り者!!

アナウンサーをはじめ、テレビやラジオに出ている方の
フリートークで、この「が」は多発しています。

「〜ですが」で延々、喋りが続いてしまうんですね。

これ、台本に書かれた原稿ではまずありません。
さすがに、「が」連発だと、
書く段階で気付きますからね。

ところが、喋り言葉になった段階で
「が」の連発が発生。
インタビューでも
「が」でワンセンテンスが延々長くなる方をたくさん見てきました。

「が」で喋りが延々続くと何が困るかというと、
「わかりにくくなる」からです。
(あと、編集もしにくくなるしね)

喋り言葉も、書き言葉も、
短文の方がグッとわかりやすい。

そこでこの本では
「が」は「逆接の時のみ使うべき」と提唱しています。

これ、喋り言葉の時も同じです。

「が」で喋りを続けない!
「が」を使っていいのは「逆接」のときだけ!

こう決めてしまうだけでも
喋り方はグッとわかりやすくなるはずです。


まあ、この「が」で延々続く日本語の特徴を利用した
「ですがクイズ」というのもありますけどね。
それはそれとして。

「が」は「逆接」のときだけ!
私も実践したいと思います。
インタビューされたいあなたも、ぜひ気をつけて!



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