アニメ大好き仏人は1日にしてならず
フランスで舞台衣装家をしています、megumi です。
舞台衣装家をどのように志し、渡仏し、どんな舞台を手掛けて来たか。
思い出しつつゆっくりと綴っています。
身内ネタですが、少々話題に上ったので今回は脱線したお話を。
今でこそJapan Expoがあったりアニメ文化が根付いているフランスですが、2000年代に入る以前は、一部のタタミゼ(日本かぶれの仏人)を除いて、それほどの盛り上がりはありませんでした。
1999年にとなりのトトロが公開になった時なんて、その扱いのひどかった事。
上演時間は16時代の一回、そしてvo(仏語字幕)のみ。あ、当時住んでいたリヨンでの話なので、パリではもう少しマシだったかも知れませんが。
その時間に見に行ける大人も、日本語を字幕で追いかけてみることが出来る就学前の子供もいる訳はなく、ヒットした記憶はありません…
その後数年経ってラピュタが公開されてそこそこヒットして、その後のもののけ姫でブレイク。
当時を知る限りでは、そんな感じでした。
トトロが仏語で上映されたのは、いつだっただろう…
今では考えられない事ですね。
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