フランスの雇用形態
フランスで舞台衣装家をしてます、megmi.です。
フランスで仕事をする上での色々を綴っていこうと思います。
CDDとCDI
フランスには、アルバイトの様な"税金や健康保険、年金等々を納めずに働く"と言う形態は違法(ノアール-闇-と呼ばれている)、短期雇用(CDD)と正規社員(CDI)が主です。
私のような舞台芸術家身分の人たちは、ほとんどがCDD。
オペラ座の様な国立劇場の場合は、それでも正規社員(私が渡仏した頃は地方公務員だったけど、今では"社員"扱い)もいますが、数で言ったらCDDの方が多くなる時期もあります。
短期雇用 Contrat de travail à Durée Déterminée
同じCDDでも、舞台関係のintermittent de spectacleとその他CDDでは、条件が違うようです。
私はもう何十年も短期雇用で働いていますが、どうも一般企業では、最長18ヶ月で再契約は2回目までOK、3回目はCDI契約の義務が生じるらしいです。
同じ日に2ヶ所の契約が取れるのも、どうも舞台関係だけっぽいです。
私は、繁忙期には昼間アトリエ夜劇場のvs過労死勤務もザラなので、一般企業のルールに基づかれたら一発退場ですね😅
正規社員 Contrat de travail à Durée Indéterminée
こちらは説明するまでもなく、正社員。
正社員となると、強いのは雇用主ではなく社員側。
やりたい放題の無秩序仏人たちも多々いますが、(ほぼ)生涯雇用と病欠等の補償、安定の年金も期待出来るとあって、空いたポスト狙っての争奪戦も良くあります。
国立劇場も、公務員じゃなくなったから外人でもポストがあれば入れるし、私もあちこち渡り歩くのに疲れるお年頃になったら、狙ってみようかな⁇🤣
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?