たった一行で人を動かす文章術
こんにちは!
めぐママ@鍼灸師です。
今回は初めて本の感想を書いていきます。
面白かった!と感じてもらう文章にするので
最後まで読んでいただけると幸いです。
『たった一行で人を動かす文章術』
【著者】潮凪陽介
こんな人におすすめ
●メールを送るのが苦手
●手紙を書くときになにを書けばいいかわからない
●文章になると冷たくなってしまう
●患者指導が上手くいかない
●後輩が動いてくれない
【ポイント】
① 文章はうまく書くことが目的ではない
胸の中心から文字のエネルギーのかたまりを 放出するような気持で文章を 綴ってみてください。
相手に話しかけるようにして文章を書くとこころに響きます。
どうすれば、「胸の中心から文字がでるようになるのか?」
それは相手の心の中の痛みや苦しみに寄り添い、その痛みを想像しながら書いてみる ということです。
お子様が入院になり予約をキャンセルされた方へのメッセージを例文です。
『ご予約の件、かしこまりました。
このご時世、心配が重なるかと思いますがどうぞご自愛ください。
また、付き添いの入院となると
本当に○○さんご自身も日常生活大きく 変化されていることと存じます。
限られたスペースの病室での動きは心配です。
寝るベッドもかなり狭いはずです。
病室でできるストレッチを用意して送付しますね!』
心の苦しみに寄り添いそして患者さんの情景が目に浮かびます。
このような文章を書くことで、患者さんもストレッチができ予約キャンセルでもまた来たいと思ってくれます。
② 笑わせる気持ちになる
相手を笑わせるんだ!!
という気持ちでほそく笑むと楽しい文章がスラスラと書けてしまいます。
文章は心で書くもの。つまり『心の念写』です。
会話の中でも意識できますね。
③ 人を動かす文章になるかどうかは、
メールの文章を書く時の心の状態で決まる
人は自分にとってのメリットを明確に感じ、
自分のために感情を動かしてこそ能動的に意欲を高める。
相手に何か与えようとすることで、文字にはオーラが注入される。
後輩を育てるときにどんな心持ちで会話をしてますか?
こいつをNo. 1にしてやるんだ!!
という意気込みがあるかないかで行動が変わります。
④ 相手が心底欲しがっているものを
知れば人を動かす文章はすぐかける
つまり、相手の欲していることを正確に把握し、
それを相手に与える努力を誰よりもする必要がある。
本気で人に動いてもらいたいなら、
相手が望むものを得るまでのシナリオをセットで提案。
相手が常に何を欲しているのか考える。
この欲しいは物欲・権威様々のことです。
わからないときはSNSをみてどんなことに興味があり困っているのか探るのも手です。
⑤ ささる言葉の見つけ方
間の取り方・コメント力は芸人に学べ!
私のなかでは指原莉乃さんがダントツです!!
最近では『#検察庁法案改正に抗議します』でのコメント。
「Twitterで簡単な相関図が載って拡散されて大きくなった。
双方の話しを勉強せずに偏った奴だけみて『やばい!広めなきゃ』
という人が多い感じがする。
正直、私の中で信念がなかったのでつぶやかなかったです。」
と誰も傷つけない言葉を選んでいます。
相手を傷つけず且つ自分の意見をハッキリ伝えていると事は流石です。
「信念」という言葉はとても使えます。
⑥ 感謝の気持ちを文字にしてみる
○○さんのおかげで××できた。
送った相手を幸せにする言葉であり、絆を強める言葉です。
そして、自分自身とても満たされた心理状態になる。
FBで切迫早産になりお世話になった方々のことを投稿しました。
書いていて自分自身とても満たされた気持ちになり、いいね!が多くつきました。
著者の潮凪さんも感謝のツイートをするといいね!が多くつくと記載しています。
⑦ 相手と過ごしてどれだけ楽しいかを詳細に書く
『あなたといると楽しい』は人間関係を発展させる魔法の言葉✨
楽しいという気持ちは言わない限り相手に伝わらない。
耳が痛い話ですが、親しい人柄ほど発しません。
育児中のママさん。。
旦那さんに伝えることで動いてくれるそうです。
一緒に伝えましょう!!
【まとめ】
要所要所にデール・カーネギの「人を動かす」の内容が記載されています。
カーネギは「人間を偏見と自尊心と虚栄心にみちた感情の動物であると思った方がいい」
つまり
人は我が強くプライドが高く見栄を張る動物です。
スタッフ・家族・周りの人へ何かしてほしい時は
相手の心に寄り添い、応援する文章を送ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
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