現役引退について
Jリーグキャンプが終わり、残念ながら契約には結びつきませんでした。
ただ、約1ヶ月J2チームでのキャンプを終え、現役引退の気持ちが固まりました。
現役引退を決意するのは難しいことではありませんでした。やりきったという気持ちが強かったからです。
海外でのサッカーを選んだのも大学卒業時にJリーグチームからのオファーが無く、プロとしてサッカーに全力を注げる環境を探していた矢先、色々な方たちの支援もありプロ契約を交わすことができたチームが見つかったからです。
毎年シーズン終了時にはJリーグチームへの加入のチャンスを伺っており、2019年にはJ1で当時優勝争いしていたチームへの練習参加も実現しました。
こちらも契約とはなりませんでしたが、多くの日本代表選手やトップ選手とプレーができ貴重な経験でした。
その後2020年マレーシア1部リーグで外国人選手としてプレーしましたが、コロナの影響で試合が少なくなった影響も少なからずありましたが、目立った活躍もできずシーズンが終了。
その後帰国しJ2チームのキャンプへ参加しましたが、こちらも契約には至らず所属チームを失いました。
ただこのキャンプで多くのJチームとも試合をし、またチームでの練習を通じて自分の今の実力、立ち位置など感じることができました。
プロサッカー選手を続けていくのであればJ1でやる。そうでなければ辞める。
これは常に考えていたことでした。
もちろん、J2やJ3から這い上がってJ1でプレーをするという考えもありました。だからJ2のキャンプも参加し契約を勝ち取ろうとしました。
ただプロ4年目28歳の時点でJ2からの契約を勝ち取れず、自分の日本での実力は今後J1でプレーできるに値しないと感じました。
また海外からの良いオファーも届かず、今後について深く考えることになりました。
サッカーを離れてビジネスマンとしての経験を積みたい。
迷いなくそう決めました。
何歳で引退しようといずれはビジネスに関わり今後の人生を生きていく。
ならばこのタイミングで引退をし、全く違った世界に飛び込みたい。
そう思いました。
そこから大学時代の同期、先輩など多くの人達に会い、
みんなそもそも何をしているのか、なんでその仕事をしているのか、話を聞きに行きました。
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