漆器は英語表記でJapanとよばれ、 日本を代表する工芸品とされている。 にも関わらず 学校教育において学ぶ機会は極めて少ない。 それは以前 学部生や高校生たちと、棉づ…
研究「透光不透視(とうこうふとうし)」は、一言で表現するなら「つなぐ」ことへの探究である。 そのために場、モノ、人とを結び、出会わせ、 つなぐことを可視化させてき…
Son de cloche blanche.
2024年3月3日 16:56
漆器は英語表記でJapanとよばれ、日本を代表する工芸品とされている。にも関わらず学校教育において学ぶ機会は極めて少ない。それは以前学部生や高校生たちと、棉づくりをした時ととてもよく似ている。なぜ自国の代表的伝統文化がこれほどまでに周知されていないのか。その理由は、漆器の歴史資料が極めて少ないことにあると、筆者はいう。塗料や接着液にすぎない漆が、なぜ文化とよばれるのか。
2024年2月19日 17:36
研究「透光不透視(とうこうふとうし)」は、一言で表現するなら「つなぐ」ことへの探究である。そのために場、モノ、人とを結び、出会わせ、つなぐことを可視化させてきた。研究名である透光不透視は、光を通して視線を遮るという建築用語であり、実体を分つことで、より存在を繋いでいるのではないかという見解から付けられたが、その言葉を用いるきっかけとなったのが、漆との出会いである。漆は生き物という