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耕作放棄地について🍃

こんにちは!めぐるめ福島班のみのりんです!

新学期になり、新しく福島班にメンバーが入ってくれました!
noteもメンバーの個性を出しながら投稿出来たらなと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです🥰

さてさて、今日の内容は「耕作放棄地とは」です。

前回のnoteは見ていただけたでしょうか?
そこでも言及していた通り、私たちが注目した福島県は、耕作放棄地の面積が全国でもトップレベルに大きいそうです。

『耕作放棄地』という文字だけを見ると、なんだか難しそうだという印象を持つかもしれません。
実際深刻な問題であり、そのような印象は間違っていないと思います。

今回の投稿を通して耕作放棄地についてめぐるめが考えていることをお伝えし、耕作放棄地という問題を身近なものに感じてもらえたらなと思います。

■耕作放棄地とは

まず、耕作放棄地の基本的な情報から。

耕作放棄地とは、「以前耕作していた土地で、過去1年以上作物を作付け(栽培)せず、この数年の間に再び作付け(栽培)する考えのない土地」のことです。

例えば、かつて高齢の農家さんが耕作していた土地に跡継ぎが見つからず1年以上管理がされていないような場合、その土地は耕作放棄地となります。

■耕作放棄地によって起こる問題

耕作放棄地があるとどんな問題が起きるのでしょうか?
ここでは大きく3点挙げます。

農業を始めるハードルの上昇

農業を始めてみたいと思っている人がいる時、元々耕されている土地を使うよりも、開墾を一から始める方がハードルが高いはずです。その土地が荒れ果てていたらなおさらです。

農林水産省のデータによると、49歳以下の新規就農者数は平成27年から令和2年まで5年連続で減少を続けています。

耕作放棄地によって農業を始めるハードルが高まり、就農に興味がある人の芽をつぶしてしまう可能性があることが問題だと考えています。

周辺への悪影響

上の写真は福島の耕作放棄地の様子です。

どこまでが耕作されていた土地でどこからが道なのか、区別が付かなくなっていますね、、。
右側には大きな木が生え、見通しも悪くなっています。

写真よりも荒廃してくると、野生動物の行動圏となったり、廃棄物の不法投棄の原因となることも予想されます。

地域から人が離れていく
これは②の問題に通じています。

荒れ地になることでその周りに人が近づかなくなり、地域から人が離れる原因となってしまいます。

以上3つが、耕作放棄地によって起こる大きな問題です。この3つ以外にも、災害時の危険性が高まるなどの問題も考えられます。

■耕作放棄地の原因

では、そのような問題を招く耕作放棄地はなぜ発生するのでしょう?

めぐるめ福島班では、直接的な原因は農業の担い手不足だと考えています。

担い手の不足により、ある農家さんが農業を辞めたときにその土地の跡継ぎがいなくなり、結果その土地が耕作放棄地になってしまうということです。

また、担い手不足の原因は?さらにその原因は?と考えていったところ、最終的に耕作放棄地の増加に繋がり、悪循環が生まれているという風に考えています。

めぐるめ福島班としては、長期的にこの悪循環を断ち切るために活動していく予定です。

具体的な活動もこのnoteで発信しますので、ぜひフォローお願いします🤲

ここまで読んでいただきありがとうございました✨
普段過ごしているだけではなかなか触れることがないこの耕作放棄地という問題を、このnoteがきっかけで少しでも身近なものに感じていただければ嬉しいです。

<次回予告>

次回からはめぐるめ福島班のメンバーが今年度やってみたいことを宣言していきます!
全メンバー投稿予定なのでお楽しみに💟

トップバッターは優しさ溢れるめぐるめのブレインけんしん!農業への強い思いをぜひ教えて😊


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