誰かに影響を与えるということ〜スタンウェイを弾いた経験から〜

今日の記事は、
経済の話でもないし、
育児の話でもないし、
CIA（そろそろコメント欄にあった質問への回答記事を書きたいと思っています）の話でもありません。

ただの私の趣味、ピアノの話ですので、
ご興味ない方はこちらでお引き返しください。

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ピアノで、とても嬉しい経験をしたので、
そのことを備忘録として記しておこうと思います。

先日、
とあるカフェにて、
憧れのスタンウェイ、
弾いてきました♪

スタンウェイは、
いまや1,000万円以上する高級楽器！
インフレの影響でか、最近は毎年百万円単位で値上がりしているとか。

一生に一度は弾いてみたいと思っていた憧れのスタンウェイで、弾いた曲はこれ。

ベートーヴェン
ピアノソナタ第14番op27-2
「月光」第3楽章

このお話をいただいたのが今年1月。
練習期間が3ヶ月しかないことから、中学の時に弾いたことのある曲の中からこの曲を選びました。

仕事と育児で日々いっぱいいっぱいではありますが、なんとか練習時間を捻出。
約25時間練習して、暗譜で弾いてきました♪

人前でスタンウェイを弾くということで、事前に色んなピアノで練習していました。

先生のピアノや自宅の電子ピアノ以外でも、YAMAHAのレンタルグランドピアノで弾いたり、ストリートピアノで弾いたり。

その中で嬉しいことが3つありました。

①ある日ストリートピアノで弾いていると、幼児とパパが後ろで待ってて。
ピアノ弾きたいのかなと思って譲ったら…

「いえいえ、違うんです。さっきここを通ったら娘が、『聞こえてきたピアノが素敵だったから聴きたい』と言って戻ってきたんです。」と。

目を輝かせた女の子がそこにいて。

「ピアノどうぞ」と譲っても、ピアノ経験ないからいいです、とパパが断っていたのに、女の子が「…ひいてみたい」と。

あの女の子もピアノ好きになってくれるといぃなぁと思いながら、ほっこりしました。

②別日のストリートピアノにて。弾き終わったら、後ろから女性が拍手してくださって。感動して涙が出ました、とおっしゃってくださいました。嬉しかったです（語彙力）。

③カフェでのピアノ演奏を聴いて、中学生が「次の発表会ではこれを弾く！」と言ってくれました。

完全に趣味の、自分のためのピアノでしたが、
こうやって誰かに影響を与えていくのってなんだかとても新鮮でした。

仕事と子育てで精一杯な毎日ではあるけれど、引き続きピアノも頑張ろう、そう思えた経験でした。

でも、
誰かに影響を与えたと思いながら、
誰よりも影響を受けたのは私自身かもしれない。

あの女の子から、
あの女性から、
あの中学生から、
ネルギーをもらったのは、
私だから。