いま、中古マンション平均価格は？（都心、主要都道府県別）～日経新聞気になるトピックを1000字でおまとめNo.6～

職業柄、日経新聞を毎日読んでいたら、日経新聞を読むのが趣味になってしまいました。ランダムに気になる記事をお届けします。1回あたり1,000字ぐらいの、サクッと読める量を目指しています。前回はこちら。

今回は1本（＋追加）に絞ってお届けします。
久々のクイズ形式です。
マンション価格の話なので、興味ある方多いかも！？
さぁみなさん、何問正解できますか？

＜7月25日（火）日経新聞より＞

◆中古マンション高騰続く

Q.東京都心6区の、中古マンション平均希望売り出し価格、いくらでしょうか？

※千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区の6区
※70平方メートルあたり
※2023年6月基準

1.　8,301万円
2.　9,301万円
3.　1億301万円
4.　1億1,301万円

答えを見る前に、考えてみてください。
新築ではなく、中古マンションの平均価格です。

A.答えはなんと…3の1億301万円！
東京カンテイより。

ひぃぃ。
中古マンションでも、1億円こえるんですね。

前月比　＋0.4％
5ヶ月連続で上昇
です。

＜理由＞
海外の富裕層や不動産投資家らの買いが集中したから。

これを見て、思い出した話があります。
先日、職場の先輩とランチした時のことです。
その先輩、東京6区内（千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区）に住んでいます。
その先輩がこう言ったんです。

「私が住んでいるマンション、半分以上は中国人よ～！」って。

えぇぇ！？
ビックリしたのと、この新聞のニュースを見ていたので、思わずこう聞いたんですよね。

「それは投資として買っている方が多いんですか？それとも純粋に住んでいる方も多いんですか？」って。

そしたら、その先輩はこう答えました。
「うーん、投資として買っている人もいなくはないけど、純粋に住んでいる人が多いわね、私みたいに。中国人コミュニティってすごいのよ。だから色んなところから色んな情報があるの。」って言っていました。わぉ。

ちなみに、その先輩、そのマンションは購入したそうですが2回目だそうです。1回目のマンションと2回目のマンションはめちゃくちゃ近いそうです（＝引越しなどの都合ではない）。

「1回目に買ったマンションより、こっちの方がいいかなって思って。だから1つめのは売ったわ。」

当たり前でしょ、という感じでした。

おぉぉ。
独身やDINKSならともかく、子どもがいる中で住宅購入する＝ある程度住むもんだと思っていました。この先入観が自分にあったということを、この時ひしひしと感じました。
とはいえ、私は今の家をめちゃくちゃ気に入っているので、当分住み替える気はありませんが。

不動産関連、追加でクイズいってみましょう！

Q.首都圏では中古マンション平均価格いくらでしょうか？
※首都圏＝東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県

1.　3,334万円
2.　3,834万円
3.　4,334万円
4.　4,834万円

（都心6区では、1億ごえです！）

はい、自分の中で回答でましたか？
出てからスクロールしてくださいね？

答えは…

A.4の4,834万円でした！

前月比　－0.1％
です。

せっかくなので、他の地域の平均もどんどん見ていきましょう。

＜中古マンション平均価格　70平米あたり＞
東京都全体　6427万円
　（都心6区は、1億301万円）
神奈川県　　3668万円
埼玉県　　    3034万円
千葉県　　　2806万円
近畿圏　　　2901万円
中部圏　　　2283万円

ほんま、地域によって全然違う。
ってか、東京都めちゃくちゃ高い。
近畿圏の2倍以上。中部圏の3倍近くしてるやん。

とはいえ、感覚的にもそんな感じです。
関西出身の首都圏知人と話していると、「東京って物価高いよねー、何より不動産の値段高いよねー」と話題になります。

東京カンテイの髙橋雅之主任研究員によると…

「都心6区外では実需層が高値を嫌気し、価格調整が強まっている」とみています。

となると、今後も海外勢が買い支える都心6区とそれ以外の差が開く可能性があるかもしれません。

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