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今後の景気回復の鍵!DXについて徹底的に調べてみた!vol.3

前回の記事から10日も経ってしまいました…。
書く習慣が途切れがちになると、書かなくなるのはすぐですね(><)
気が付けばもう9月。
銀行員にとっては、「期末」の1ヶ月です。

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さて今日は、DXについて徹底的に調べてみた!vol.3です。
とうとう最終回です!

まずは頭の体操として、前回のクイズの答えから。

DXと言えば、ペイパル。
ここ1年で株価が86%も上がったペイパル。
時価総額がトヨタよりも大きくなったペイパル。
今、イケイケのペイパル。

そんなペイパル、誰が創業したか知っていますか?

Q.ペイパルの創業者は誰?
1.日産の元神様、カルロス・ゴーン
2.テスラの神様、イーロン・マスク
3.フェイスブックの神様、マーク・ザッカーバーグ
4.ソフトバンクの神様、孫 正義
(神様、という表現は私の主観です。)

答えの前に、前回の記事はこちら。

では…答えは…!

2.イーロン・マスクでした!
すごいよね、彼。テスラも創って、ぺイパルも創って。


答えが分かったところで、話を戻します。
「DX」の波は、フィンテック業界だけではありません。

今日の記事は、DXを活用している企業をいくつか挙げてみます。


◆DXの波を受けている注目の企業例

例えば、キーエンス。
今や、とっても有名な企業ですよね。
私は就活の時(十数年前)に知ったのですが、
初めてキーエンスの利益構造を知った時は驚きました。

キーエンスの利益率、知っていますか?

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なんと粗利率は脅威の82%!!!
そして平均年収2000万円ごえ。(2019年3月期決算)
営業利益率も54%、自己資本比率が94%!

例えば、利益率って、高い業界だと言われているソフトウェア業界でも15%ほどです。小売業界だと平均2.1%なんです。

つまり、利益率って平均2~15%ぐらいなんですよ。
それが、キーエンスは54%!!

そんなキーエンス、株価はここ1年で49%上昇しています。

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時価総額も11兆円と、日本第3位。

時価総額が11兆円ってサラっと書きましたが、平成の30年間で、キーエンスは時価総額をいくら増やしたかご存知ですか?

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なんと、8.3兆円も増やしたんです!
平成元年12月に東証二部に上場した、「平成元年銘柄」です。
この伸び率の大きさ、お分かりいただけたでしょうか。

(ちなみに、平成の30年間でもっとも時価総額を減らしたのはNTTで、20.3兆円減らしました…)


キーエンスがどういう会社かを簡単に言うと、工場の自動化に欠かせないセンサー機器を作っている会社です。
つまり、工場の自動化に伴う「DX」ですね。
この部分は、キーエンス以外にもまだ余地のある会社が多そうです。


◆DXの波を受けている注目の企業例


その他にも、最近注目されている企業で言うと、エムスリー。
聞いたことない人も多いかもしれませんが、
投資家界隈で、知らない人はいないでしょう。

株価は、この1年で263%増えました!

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100万円投資していたら、1年で2倍以上の263万円になったってことです!
1000万円投資していたら、2630万円に!
株は夢がありますね。


エムスリーってどういう会社かって?

インターネットというメディアを活用し、医療の世界を変革しています。
エムスリーHPより)

簡単に言うと、医療従事者向けのポータルサイトです。
「MR君」は世界中で約450万人以上に医師が会員登録していると言われています。

エムスリーのインタビューで面白いものがあったので、
もしご興味あれば読んでみてください。
医療業界を変えたエムスリーに聞く 革新的サービスを開発するためのカギ

これぞ、医療業界の「DX」ですね。


その他にも、様々な業界で「DX」はきています。
自動車業界、フィンテック業界、医療業界、教育業界など。

例えば、肌着メーカーのグンゼ
NECのIoT技術協力で、生体情報の計測が可能な衣料型ウェアラブルシステムを開発したり、RIZAPと共同で、筋トレ中の負荷がわかる「筋電WEAR」を開発したりしました。

例えば、ソフトバンク
2017年10月ですが、デジタルトランスフォーメーション(DX)本部を新設しました。

例えば、住宅のオープンハウス
DXを駆使し、年間25,700時間の工数削減に成功しました。

そういえば、先日の新聞でもありました。
「バックオフィスのDX戦略」という本の広告が。

「バックオフィスのDX戦略」
―生産性を劇的に上げる!(税務・経理・人事・労務・法務・総務)
―テレワークにはペーパーレス化が不可欠
(2020.8.15日経新聞1面下段の広告)

本が出版されるぐらい、DXがきているということです。


以上、DXを活用している企業を挙げてみました。

旬のワードDXについて徹底的に調べてみたことを書いたこの3回。調べれば調べるほど、DXが今後のキーワードになるなぁという思い。

今後の景気回復の鍵になりそうなDX。
コロナ危機によって、急速にデジタル化した世界。
一度デジタル化に慣れてしまうと、もう元には戻れません。

もう一度、DXの意味を復習してみましょう。

DX=「ITの活用を通じて、ビジネスモデルや組織を変革すること」
その目的は「企業の競争優位性を確立すること」

今後の投資のキーワードである「DX」、みなさんも意識してみてください。

最後にもう一度、マイクロソフトCEOの言葉を載せておきましょう。

「コロナ危機により、
この2ヶ月で2年分の
デジタル・トランスフォーメーション(DX)が発生した」



追伸:この記事を読んで「キーエンスいいやん!株買おう!」と思ったそこのあなた。キーエンスの株価は現在43,320円(9月1日現在)。最少購入代金は433万円なんです…!!


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今後の景気回復の鍵!DXについて徹底的に調べてみた!



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