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【感想】ふつうって幸せ?「ベンジャミン・バトンー数奇な人生」

映画の鑑賞記録をつけようとnote始めたものの間が空いてしまいました。
せっかくいい映画を見たので感想を記録します。
※注意※ネタバレ満載です

あらすじ
「80歳で生まれ年を取るごとに若返っていく数奇な運命のもとに生まれた、ベンジャミン・バトンの物語」
引用元:ベンジャミン・バトン 数奇な人生 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
 https://filmarks.com/movies/427?mark_id=113285622

主要な3人の登場人物について、★心打たれたポイント★をまとめます。

ベンジャミン

生後まもなく母が死に、父親に捨てられたベンジャミン。
見た目が老いていたことから、周りには子供らしく扱われず
同世代の子供と遊ぶこともなく、周りからは子供らしく扱われることなく育ちます。

そんな彼は、やがて船に乗り、海を渡り、世界を知りました。
老人施設で育った彼はきっと、旅の中で世界の多様な価値観や文化、生き方を学んだのかもしれません。

身体が若返り、何年もすれ違った恋人と暮らし、子供に恵まれたベンジャミン。
最終的には、自分の妻子の「普通の幸せ」を願い姿を消します。

デイジーはベンジャミンが若返る運命でも「彼がすべて」と一緒に暮らすことを望みますが、
自分の数奇な運命に大切な人を巻き込みたくない思いがあったのでしょうか。

もしかしたら、船旅の中で、多様な世界の中でも自分と同じような運命をたどる人物がいないことに
気が付いてしまったのかもしれません。

「娘の父親でありたかった」という自分の一番の願いを捨てた
ベンジャミンの思いやりと決断に、号泣。。。

娘に宛てたハガキにも涙。
世界の素晴らしさを知ってほしい、多様な価値観を知ってほしい、誇りをもって生きてほしい・・・

数奇な運命にあっても生きることの本質は同じ。
素敵なメッセージ、ごちそうさまでした。

クイニー

ベンジャミンの育ての親。
80歳の見た目をもつ赤ん坊を目にし、
1ミリの迷いもなく育てることを決めた芯の強さと決断力。

不妊に悩む境遇とはいえ、ベンジャミンに出会ったことを
自分の使命として捉え、育てあげた行動力と母性が素晴らしいです。かっこいい。

素敵な女性だなあと思いました。
出来事は、捉えようということが身にしみます。

デイジー

ベンジャミンの運命の人。
子どもの頃に出会い、ベンジャミンの見た目ではなく
心をしっかり見てくれた女の子です。

長く姿を消したベンジャミンと、最終的に再会します。
そして、彼が子供となり認知症となっても最期までそばにいることを決断します。

どんな境遇にあっても苦しくても、向き合うこと・見捨てないことができる
彼女の強さと愛情の深さに感動しました。

バレエ・若さ・ベンジャミンなど
失われたものに対する執着や自分の弱さに葛藤しつつも、運命を受け入れ
強くなり老いていく、デイジーの人生も素敵でした。

まとめ

老いって悪くないものだなと感じさせられます。

逆回りの時計、時間の流れと水の流れ。
様々なモチーフが交錯し、物語に深く入り込めます。

・・・色々書きましたが
キャストが美しすぎてそれだけでも観る価値ありです。

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