見出し画像

全社員対象・プログラミング教育をスタートしました!


突然ですが、この度フェズでは全社員対象のプログラミング教育をスタートしました!

このプログラムの主な目的は以下のとおり。

・プログラミング的思考の獲得
・社員個人の幸せ
・フェズ文化の強化と創造


文部科学省が定める「プログラミング的思考」は、以下のとおりです。

「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」

出典:小学校プログラミング教育の手引(第二版)

画像1


このプログラミング的思考を全員が修得することによって、

・課題解決のプロセスを分解、抽象化、一般化、組み合わせて考えることができるようになる
・コミュニケーションコストの減少につながる(話が伝わらない…!相手が何を言っているかわからない…!といった弊害の解消)

と考えています。


また、双方向に学びの中で壁にぶつかりながら、解決のための会話が生まれる状況を作り、みんなで励まし楽しみながら進める全員勉強のLX文化を作り上げたいという意図もあります。


この取り組みが必ず、会社・個人の双方にメリットがあると考えており、
「必ずみんなでこの文化を作り上げるぞ!!!!!」という社長・伊丹のアツい想いをもってはじまりました。

目的に「社員の幸せ」が含まれていることに想いを感じ、フェズらしさを感じるポイントでもあります。

画像2

*朝会での伊丹の様子


プログラミング教育導入が発表されたのは7月20日の朝会(毎週月曜日に実施している全社会議)のこと。

画像3

*朝会スライドより


この呼びかけに対してやる気ある多数の応募がありましたが、その中から4名がプログラミング教育委員に任命されました!(残り1名は私です。笑)


結成された委員会メンバーで打ち合わせを重ね、8月24日に朝会を丸ごと使って、キックオフを行いました。

まずは、プログラミング教育の最終目標である「プログラミング的思考とは?」という根本部分を確認。

画像4

画像5


「コンピュータは自分で考えない」を体感してもらうために、ジャムサンドイッチの作り方をコンピュータに指示するワークを行いました。

実行委員・西本がコンピュータになりきり、広告運用・高橋(幸)の指示をもとに本物のパン・ジャム・ナイフを使ってジャムサインドイッチを作ります。

画像6

*指示出し中


・左手でジャムを持つ
・右手でフタを掴む
・手首を返してフタを開ける
・開けたフタを机の上に置く....…

指示以上にはコンピュータが動けないこと、「動き」の連続で一連の動作が構成されていることを体感しました。



その後、全員自分のPCを使って実際にワークを行いました。最初のお題はこちら!

画像7

とはいえ、社員のスキルレベルは様々です。

・日々使いこなしているエンジニア
・独学でプログラミングを学んでいる人
・ちょっと触ったことがある人
・「プログラミング」と聞いただけで拒否反応が出る人

それぞれに対して適切なフォローができるよう、エンジニアチームに協力を依頼して「学び合う」環境を作りました。

画像8

入社したばかりのインターン生も教えてもらっています

画像9


副社長も興味津々



朝会後はSlackの「プログラミングブートキャンプ」チャンネルにて、今日の内容の復習問題と質問コーナーを設置しました。社員の率直な感想や意見交換をできる場として活用していきます。

画像10

*チャンネルで実行委員より発信したメッセージ


社員全員がプログラミング的思考を獲得する
この目標に向かって、今後もトライ&エラーを重ねていきます!

***


…プログラミング教育を全社導入している企業はまだまだ少ないのではないでしょうか?
フェズの取り組みの試行錯誤や、誰よりプログラミング的思考が足りない私自身の変化や成長を、今後も発信していきます。

フェズのプログラミング教育の行く末を、お楽しみに!!

新しいおもしろ体験に使わせていただきます