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子ども達 カニと出会う

アサリの塩抜きをしてたら小さなカニさんを発見
子ども達大興奮!!「カニだ〜!カニだ〜!!!🦀」
海の近くに住んでいる私達。
磯遊びに行けば必ず出会う生き物でそんなに珍しくもないのに、普段現れないところから「ひょっ!」と現れると嬉しくなるものです。

さて、このカニさん。
「アサリ」から出てきたのと「『あたら』しい仲間」と2つの言葉をかけあわせて「あたりちゃん」と名付けて海に戻すまで飼うことにしました。

小さなグラスの中に貝も置いてお家が完成!

まず何を食べるの?


図鑑で調べても載ってないし、PCで調べることはまだできない。
「のりたまあげてみる?」と長男。
「食べれるのかな。死なないかな」と心配する次男。
誰も(私も)カニが何を食べるのか知らない(⇦調べなよ)のと、もし分かったとしても、恐らく海にあるものを食べているわけだから、家の中にはないだろうとの事で試しにのりたまをあげたみた。⇦本当は多分ダメ
そしたらすごい勢いで食べてこれまた大興奮。
「あたりちゃん、あたりちゃん」と何度も名前を呼んで可愛がる子ども達。
カニは逃げ出したくて仕方なかったと思うけれど…笑

「おはよう」って言っている

飼い始めてから3日目

毎日綺麗なお水に変えて、のりたまあげてお世話している子ども達。
声をかけてあげたり覗いてみたり、幼稚園、学校に行く時も「行ってくるね〜」とご挨拶。

ただ、確実に弱ってきているような…
寝ている時間が長いのか、動く時間が少なくなってきてしまいました。
数日中に海に戻さないと…そんな事をぼそっと呟いたら
「うん、寂しいけれどそれが一番いいよね」と理解する長男。
「あたりちゃん用の水槽買って貝殻置いて、塩水入れて家で飼うの!」と言い張る次男。
うんうん、次男の気持ちはよくわかる。
初めてできた人間以外のお友達。
早々手放したくなんてないんだよね。
しかも海と同じ環境を作ってあげれば飼えないこともない、というのも理解しているのだと思う。実際にそうだと思う。

でも、カニにとって一番の幸せかは何かを考えると、やっぱり海に戻すこと。
海で生まれ、海で育ち、自由に伸び伸びと、それが当たり前のように生きてきたカニにとって、小さなコップの中や水槽で育つには窮屈極まりない。
それがわかるようになったのが長男。

そんなことを考えている間も無く「あたりちゃん」は完璧に動かなくなってしまいました。


あたりちゃんが寂しくならないように…兄弟からの贈り物

学校から戻ってきた2人はどんな顔をするだろう。
どんなことを話すだろう。
「もしかしたらまだ動くかも!」そんなことを言いそうな2人。
どんな事を言っても私は受け入れるだけ。
2人の気持ちを大事にして、あたりちゃんを最後まで見送ってあげたいと思います。

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