【読書記録】今宵も喫茶ドードーのキッチンで。
5話で構成されており、それぞれの話で主人公が異なり、胸にモヤモヤを抱え、偶然喫茶ドードーを訪れる。
全ての話が疲れた心に心地よく、特に1話目が自分の心にささった。
SNSを始めて20年近く経つかな。
自分の食べたもの、行ったところ、買ったもの、誰かに会ったこと、写真を撮ってはアップするのが楽しかった。
そして、誰かのSNSを見て刺激をもらい、自分の生活に取り入れるなどしていた。
それがここ数年、SNSに疲れてきた。
一体何のために、有名人でもない私が自分の生活を載せるのか。
なぜ私は他人の生活を真似しようとしていたのか。
それに気づいてからはフェイスブックのアカウントを削除し、インスタは仲の良い人だけに限定公開にした。今ではインスタはなるべくお役立ち情報のみを載せるように心がけるようにしている。
そしてキラキラしているアカウントはフォローしていない。見ると疲れるからだ。
凝った料理はしない。
映える写真を撮るための外食はしない。
休日は家でゴロゴロしている。
それでなんの問題ない。
誰にも見せる必要はないし、私自身が満足しているからだ。
ただ自分がどう思うか、というの大事にしたいと、
この本を読んで再認識した。
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