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『予想通りに不合理』☆再読

ダン・アリエリーさんの書いた行動経済学の本。
経済行動学が流行り始めた頃に、ハマって読んだ数冊の本のうちの1冊。
実験の話なども織り交ぜられていて、とても分かりやすいです。

人間の行動の不合理さ…ちょっと笑える共感が盛りだくさんです♪

経験を積んでもそこから学ぶことなく、
失敗を繰り返してしまう現状
行動の背後にある意志決定
人間の不合理性

不合理はいつも同じように起こり何度も繰り返される
目の錯覚に引っかかるように、心が見せる決断の錯覚に騙されてしまう
合理的と異なる意思決定のズレは一定の法則がある

「相対性で選択する」
比べやすいものだけを一所懸命に比べて、比べにくいものは無視
真ん中におとりを加える事で相対比較が出来る
→ 真ん中の金額を選ぶ

「ハーディング」
他人が前に取った行動をもとに、物事の良し悪しを判断してマネして行動
自分の決断が本当は直観からきている場合、決断が合理的に見えるように正当化しようとする

「無料」
自分が本当に欲しいものでなくても、無料だと不合理に飛びつきたくなってしまう
ゼロは単なる値引きではなく全く別の価格

「社会的規範・市場的規範」
お金よりも信条の為に熱心に働く
社会規範と市場規範(金銭)を混同すると望ましくない事態が起こり得る
やりとりに金銭が絡まないとき、他者の幸福をもっと気にし始める

「先延ばし」
ほとんど全ての人が先延ばしの問題を抱えている
喜ばしくない行動に対して、目先の強力なプラスの強化を与える奥の手を探すのが有効
問題に対して正しい行動強制手段を見付ける。

「所有意識」
自分が所有しているものは何でも過大評価
自分自身に関係あるもの全てに惚れ込み、過度に楽観的になってしまう

「選択の自由」
全ての選択の自由を残しておくため必死になる
諦める決断しないことによる影響を考えに入れる

今ではいろいろな本で書かれている行動経済学ですが、その先駆け的に出された本です。


分かっているのに、やってしまう心理が面白くて、一時期はまってました。
しかし知識が入っても、そうしてしまう ( ゚Д゚)
ついついそうしてしまう行動。
お馬鹿ちゃんな脳みそって感じです……。

営業職の方は実践で使われているかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡

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