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高齢者を支える世代人数が
騎馬戦型から
肩車型になるから
社会保障が破綻する
そんな説がよく出ています。

しかし就業者1人が支える非就業者数でみると
 1.05→1.10 ほぼ変化なし

働く女性が少し増えて、高齢者が少し長く働くようになれば全く問題ないと思われます。

また賦課方式を問題視する
不満をあおる記事もたくさん

公的年金の世代間不公平論
公的年金は国民全員で
親世代へ仕送りするようなもの
親世代は少ない負担で多額の給付
若い世代は負担の割にもらえなくなる

積立式ならば公平なのか?
老後の生活費はその時の物価が分からないので、予想するのは難しいです。
社会経済の不確実性には賦課方式でしか対応できません。
実質価値を保証するのは賦課方式でないと無理なのです。


不公平って言うけれど
視点を少し変えてみたら…
今の高齢者に年金があるお陰で介護費用の心配なく、お孫ちゃんへの学費やらプレゼントが貰えてるのですよね (~_~;)


そもそも年金は保険
保険はリスクヘッジ
寿命の不確実性をカバーする終身保険

「長生きリスク」のヘッジが目的!

年金受給額の損得ではありません。
長生きリスクの為にいくらが必要か?

70歳から受給予定が69歳で死亡しても、保険だから損したということでなく、70歳からも生活できる安心感があったことが役割なのです。

いつからもらえば得をするかよりも、いつからもらえたら安心出来るかが重要!


年金は5年に1度100年先まで見て検証しています
(年金の健康診断)

持続可能な社会保障制度とするためにR1の検証では、現在65歳の年金額を、今の30歳が同額もらうには66歳9か月になるそうです。

これだけ聞くと、やっぱり損だって思うかもしれませんが、平均余命が延びた分長くもらうようになっています。

ちなみに1947年 55歳リタイア時の平均余命までの年数を、現在の平均余命から計算すると約70歳からの受取りになります。


今、公的年金に必要な改革は
防貧機能の強化
将来の給付額の底上げ
被保険者期間を40年から45年へのばすこと
数十年後の高齢者に必要な改革をやっていくこと

現受給者の年金を守ると共に
将来の年金受給者が貧困に陥らない
年金水準を確保することが重要なのです。

現時点で年金システムの崩壊はありえません。

もしも「どうせもらえない!」と思って払ってない方がいたら、今からでも遅くはないので払いましょう。

ちなみに国民年金満額を65〜85歳まで受け取る額を自分で貯めるとしたら、20〜60歳の積立額は毎月32,537円……国民年金保険料の2倍です。
(利息は考えてません)

年金の元を取るのは10年以上受け取ること。
1番たくさん受け取る方法は「長生き」です!


受給受取開始時点の年金が終身給付されます。
60~70歳(来年から75歳)の受給年齢自由選択制
いつからもらい始めるかで受取額が変わります。

いつからもらえば自分の老後生活が安心できるか
いつからいくらもらうかがポイントです!

年金システムを分かるだけでも老後の不安が1つ減ると思います。


今月も老GO勉強会を開催します。
年金のことを知ることで安心しませんか♪

1人づつの案内なので、私以外には個人情報を聞かれることはありません。

今ちょっといろいろ考えていて……
この形での開催はもしかして最後になるかもしれません。

ご参加希望の方は下記からお申込みをお願いします♪


前回参加された出井さんからいただいた有難い感想です。
(本人の許可を得て掲載しています)


ご参加お待ちしていま~す ヽ(^o^)丿


最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡

  ※参考文献:ちょっと気になる社会保障V3

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