『行動経済学』☆再読
ミシェル・バデリーさんの書いた本
用語集のように行動経済学の考え方、どんな考え方なのかザックリ全体的にまとめられています。
とりあえず行動経済学がどんなもののかを まとめて知りたいという方にオススメです。
限定合理性:
意思決定の制約、記憶力や数的処理能力の限界
環境合理性:
置かれた状況や場面で左右される
現実的合理性:
迅速かつ単純に判断を下す
→時に系統的な行動バイアスに陥る
選択制合理性:
合理的になるタイミングを取捨選択
時に現状にしがみつく
★人間の合理性は置かれた状況で変化。時間や情報が十分にあれば下さない判断をする。
インセンティブとモチベーション
内発的、外発的に分類
外発的モチベーション:
お金、身体的脅威、社会的報酬(社会的承認、成功)
内発的モチベーション:
個人の内なる目標や姿勢社会的要因
一般的に不公平な結果は好まない。
優位の不平等回避
劣位の不平等回避
社会的感情、置かれた社会状況に応じて羨望、妬み、嫉妬
社会規範も社会的要因でピアプレッシャー(仲間からの圧力)によって強化される。
模範を順守しようとする。
意志決定をする時集団の平均的な意思決定と思われるものを参照する。
ハーディング現象:
他者の模倣し群れを形成し行動を共にする(模範的要因)
ハーディングの負の外部性は個人の情報が無視されたり失われたりする。
選択する時に他人の様子を参考にするのは社会的情緒をいかに影響されやすいか示している。
集団に加わることで安心感を得る。
速すぎる判断は間違いにつながる
情報量が増える事は必ずしも好ましくない
ヒューリスティック:
シンプルな経験則で早く決断
利用可能性ヒューリスティック
関連する情報を全て調べず簡単に手に入る情報に頼ること
知っているものにしがみつこうとす
初頭効果と親近効果
=情報の最初と最後を記憶しやすくなる
代表的ヒューリスティック
類似性がありそうな事からもっともらしい関連性を見つける
元々持っている固定観念に判断を合わせる
確証バイアス:
もともとの考えに無理やり合わせる
認知的不協和:
考えと行動に矛盾があると行動を正当化しようとする
アンカリングと調整ヒューリスティック
特定の問題点を判断のアンカー(碇)として参照的に合わせて選択を調整する
現状を参照点にすることが多い
→現状を変えることを避ける傾向にある
利得と比べて損失の影響を過大に評価する
=損失回避性
確実な選択肢を掲示されると確実な方を選ぶ
=確実性効果
確実な結果には価値を見出す
=重みづけ
たいていの人は曖昧な選択肢を避ける
=あいまいさ回避
損失回避にはリスクを取ろうとし、ギャンブルする時にはリスクを抑える
=反射効果
複数の選択肢に直面した時、重要要素を無視する
=隔離効果
私たちの意思決定におけるもう1つの重要な側面が時間に対する態度
時間選好=我慢強さの度合いが人により異なる
時間選好は人によって異なるが、
個人レベルで見れば安定している
=時間整合性
後から多額の報酬より今すぐ少額を選ぶ
=現在バイアス
遠い未来を計画する時の方が我慢強くなれる
メンタルアカウンティング
私たちが金融に対する意思決定を整理し評価し追跡する時に使う一連の認知的操作
心理的な勘定(アカウント)で選択は異なる
行動経済学がノーベル賞を受賞して脚光を浴びた頃にハマってました。
合理的でないと分かってるのにやってしまう心理
♪やめられない とまらない かっぱえびせん ♪
と同じ〜〜〜 (−_−;)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡
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