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飲んだ翌朝の考え事

久しぶりに飲み会へ出かけて、楽しく過ごして、

その翌朝、身体が重いのと、嫌な思考の癖


「あんな事言わなきゃよかった」
「みんな、わたしを嫌いになったかな」
「やっぱり行くんじゃなかった」
「あぁあ、しんどいな、全部がいやだな」

そういう事を20代は本当にクドクドと考えて
ひとり勝手に傷つき、くたびれる毎日だった。
その割に、ひとりでは居られなくて、
いつもいつも誰か一緒にいてくれないかと考えた。


おばさんになって、ようやく、そういうのに飽きてきた。
少しは暗い事を考えるけど、
しばらくしたら、冷めた自分も現れて、
ストップをかけてくれる。

もういいよ。
そんなわたしだったとしても、いいよ。
そのままで、生きていくしかないよ。
そのままでもやっていける道がもし見つかったら、
同じような人がすごく喜ぶよ。
一歩一歩だよ。


おばあちゃんになったら、
くじける自分も冷めた自分も溶け合って、
悩みも励ましも全部なくなるのかもしれない。

四十路目前、街ゆく若者は本当に眩しいけれど、
汗をかきかき老いたわたしの、穏やかな笑顔は、
きっと結構美しいはず。


悩みに悩み、先の見えない若者も
自らの老いに打ちのめされる中年も
未来は明るい
そう信じて
共にいこう。

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