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日記

心を動かされることから逃げるな、と秋風先生がすずめに言っていました。あの言葉を時々思い出して、逃げてはいけない、と思います。感受性は厄介で、些細なことで心が動いてしまうことが嫌でたまりません。その度にこれを唱えます。

それ以外は夏目漱石の本を読んでいるふりをします。実際に読もうという気持ちがあっても、移動時間の数分くらいしか時間を割いていないため没入しようという頃に駅に着くのです。けれども、目を滑らせるだけで気持ちが良く、どこか高尚な気持ちになれるのです。


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