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推しの幸せ=自分の幸せじゃない私はイタイ?

あけましておめでとうございます。

私らしく、昨年の振り返りや今年の抱負ではなく、新年一つ目のnoteも、”最近考えてみたことをそのまま”残してみる。

大晦日、私の現在の一番推し・男子バレーの西田有志が結婚を発表した。
きつかった。語彙力など無くなった、ひたすらきつかった。

大晦日に特大のサプライズをかまされ、放心状態になった。


12月の私といえば
・20日頃に彼の書籍「エースの翔道」を大変遅ればせながら読了。
内容がすごく充実していて読み応えがある上に幼少期からのレアショットも満載でキャワイイとウホウホ。改めてスポーツ選手として尊敬の念を抱き、本気で「今後も活躍を続けてほしい」と思った
・彼の天皇杯優勝を自分のことのように喜び、”終了後の会見で3週間の体調不良の理由について明かした”記事を読んで少し涙が出るぐらいには自分のことのように心が痛んだ
・帰省して、まさに結婚発表前日に、実家で録画して貰っていたBS放送の試合を楽しんで観ていた

お恥ずかしいがガチ恋レベルだったので、呆然としてしまった。
彼は、先輩の選手が結婚するたびにインスタライブなどで「いいなあ僕も結婚したいっすよ~!」と言っており、願望が強いのは伝わっていたが、まさかこの若さでするとは思わなかった、不意打ちすぎた。

私の妹も言っていたが、
そもそも人生で今が最もバレー人生を左右するとわかっている感じで、バレーに全てを注いでいるオーラがあり、彼女すらいない感がすごかった。
上手いなあと思った。皮肉ではなく、シングルタスクではなかったことが。バレーのスキル向上・試合成果を上げつつ、同じ女子バレーの主将と関係を構築していた。全然勘づくことができなかった。



彼を知ったのは一番つらかった時


私は休職前の一番苦しい時に彼を知った。
プレーを何度も見返して元気をもらい、不眠やなんやらを乗り切っていた。
休職中に「推し活」はメンタルヘルスに良い、という記事も見た。
その通りで、私は心身を崩し始めてからこうして復職した現在に至るまで、彼の存在とプレーにたくさんの力を貰った。

このnote書いてるとき凄く楽しかった。

しかし、スーパープレーへの尊敬だけではなくて、”推し”の域を超えていたファンになっていた。それは自他共に認められるレベルのガチ恋だった。


私の行動が一番キツイわって話

大晦日、キツすぎた私は、待ち受け画面を西田から全然違う旅行の写真に変更。彼のインスタグラムにも奥さんの写真が出たためミュートした。笑バレー協会の公式もミュートした。
それでも、ホーム画面の隣のおすすめの投稿欄は、私のこれまでの閲覧傾向で構成されるので彼や奥さんが紛れ込んでくる。キツイ。

27歳でコレ、端から見るとアンタがキツイよ、イタイよって話。

母は
町田啓太氏を応援していた頃はつらいことが重なり、彼のオファーが増えるたび自分のことのように喜んでいたので「交際匂わせ投稿」が発覚した途端、手のひらを返すように興味を失っていた。あれはないわ、と私も同情しちゃった。
先日の結婚発表も、「やっぱりね」とだけ言うだけだった。
なので呆然とする私に「サーっと気持ちが引くのは仕方無いよ。待ち受け変えたって、応援辞めたって、お互い自由よ」と全面的に共感してくれた。

母は現在石川選手を応援しているが、それは町田啓太氏の時とは違い、
本当に「人間性への尊敬、崇める存在」らしい。だから結婚発表されても「幸せにね」と思いながら応援を続けられる感覚だと。そういうパターンのファンもあるよね。(一番良い)


私は4月に東京に転勤したら彼の試合を1つでも多く観戦することを楽しみにしていた。今はとてもじゃないが、目を向けられない。タブー状態。笑

推し活で”好き”という感覚を取り戻した。でも推しは推し


いい歳して自分だけ選手からパワーをもらって、
彼だって人間なのに、結婚を発表されたらこんな行動に出てしまうなんて
自分はファン失格なんだろうか。本当のファンなら「お幸せに」って言えるものなんだろうか。私は彼に何を求めて応援していたんだろうか。
今、日々の楽しみを失い、少し弱気になっている。
アラサーなのに、情けない。アイドルに熱中してた中学時代じゃあるまいし。

ただ、一つ言えるのは、彼のおかげで闘病を頑張れただけでなく
「人を好きになるってこういうことだよな」って思い出すきっかけができたこと。
”その人が目標をかなえれば自分のことのように嬉しく、その人が悩んだり苦しんでいたことを知ると自分のことのように心が痛む”

この歳になるとここまで他人のことで自分の感情が波打つこと、なかなかない。家族、親戚か長年の親友くらいだ。

現実で知り合うどの男性よりも、彼の一挙手一投足に私の心は躍り、元気になり、興味でいっぱいだった。

それだけで十分「推し活」は充実していたし、感動もたくさんしたじゃないか。何も応援するものがないままの休職より、よっぽど救われた時間だったと思う。

だから、しばらくしたら、冷静になって、また彼を応援できると思う。(思いたい)
私も人間。
恥ずかしいこと極まりないが、それだけ彼をめちゃくちゃ好きで応援していた。少しお時間をください。
推し活はプライベートを充実させるが、一つだけ絶対に現実の恋とは違うものがある。
相手の情報は一方的に受け取るのみで、アプローチや略奪どころか、彼女の存在さえもわかりようがない。心の準備もできていないままにスクープや発表を受け取ることになる、ということ。



そんな訳で今年の抱負


最後にいきなり占いの話を出すが、
細木数子の占星術、ゲッターズ飯田、Love Me Do、性格診断サイト
4者がそろって「私は2023年恋愛運好調、大吉、モテ期、結婚相手と出会う」と太鼓判を押している。

私としては新しい仕事に邁進することで頭がいっぱいなのだが、
(なので年末年始も通過点だと感じていて、私の年明けは4月のつもり)
こんなにも同じ結果が出ると言うことは彼氏くらいはできるのだろう。

その頃にはまた、日本を背負う素敵な選手を心から応援できているといいな、と言うのが、強いて言えば今年の抱負です。笑

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