人間味が深くなる買い物がある。しかし買っていい人と買わない方がいい人がいる。あなたはどっち?!
私にとって「買う」「買わない」は「苦労」の事だ。
生きているといろんな事が起こる。
それに対してどうするか。
判断の拠り所にしているのが、岡本太郎さんのお母さんである岡本かの子さんの「仏教人生読本」の第4課「苦労について」だ。
そこには「苦労のしくずれ」という言葉が出てくる。
20代でこの本に出合ってから何か問題が起こると問題に対してうまくいくように励むつもりでいるからこそ、自分に問うてきた。
「しくずれるならやめとけ」
これから死ぬまで問題は起こり、自問を繰り返すだろう。
そうしてかの子さんのいうように苦労を上手に摂取して自分の性質の良き味の分量を増やしていきたい。
青空文庫:岡本かの子 仏教人生読本 (aozora.gr.jp)
写真:岡本かの子|近代日本人の肖像 | 国立国会図書館 (ndl.go.jp)