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チビまる(息子)の日本の学校も休みに入り、現地校も残すところ後1日。
パリで過ごす初めてのノエルがやってくる!!
街に出ると買い物をする人で溢れ、みんなが浮き足立ってるのがわかる。

しかし、ここからそう遠くない場所で毎日罪のない人々、子供たちが命を落としてるかと思うと本当に心が痛い。
どうかどうか早く終わりますように。
もちろん、それだけではなくウクライナでもまだ戦争は続いているし、アフリカでは飢餓に苦しむ子供達が毎年命を落としているのだが、、
今日フランス語のクラスでアフガニスタンから来たという青年が、
『どうやってフランスにやってきましたか?』という質問に、
10カ国以上をほとんど歩きとバスでフランスに来ました。と答えていた。
メキシコ人が歩いてアメリカの国境を渡るという話しはよく聞くが。
飛行機で。と回答した私の当たり前は誰かの当たり前とは程遠いこと。
海外に住んでいると感じる時が多々ある。
こうやって当たり前に家族でノエルだ何だって過ごせることに感謝せねば。

と、言うことを頭の隅っこで考えながらもまた日常に戻って今日からノエルの準備に取り掛かることにした。
うちは日本人x日本人夫婦(日日というらしい。ちなみにそのままだが日本人xフランス人夫婦は日仏という。)なので家族は全員日本にいる。
今年来たばかりなのでまだ一時帰国はなし。
家族3人で過ごすささやかなノエル。

日仏のご家庭のノエルはフランス人パートナーの家族と過ごすことが一般的で、とにかくおじいちゃんおばあちゃんに父母、兄弟に子供達にと一家で集まるらしい。
そして24日から25日にかけてずうぅぅぅぅぅーーーっと料理して、食べて、飲んでまた料理して、食べて、飲んで、プレゼント開封して、また食べて、飲んで、、、明け方まで続くお家もあるそうな。
家族が近くにいないので全く羨ましい限り。
しかしフランス人、段取りも悪く、料理も飲みながらとーってもゆっくりらしいのでレストランのように次々と料理が勝手に出てくるわけでもなく、流石にしびれを切らした付き合いきれない日本人妻は、子供寝かしますんでー、ではでは。みたいな感じでテキトーにフェードアウトするらしい笑。
日仏ママたちは口を揃えてそんなに羨ましいものではないというが、是非とも経験してみたい。

ギャラリーラファイエットの中。規模が違う、、

さて、ではまず25日のディネは何にする?
フランスの一般的なノエルメニューは、
・生牡蠣
・フォアグラ
・シャポン(去勢鶏)か七面鳥の丸焼き
・ビュッシュ(丸太の形のケーキ 日本ではブッシュドノエルと呼ばれるやつ。)
その他、おつまみのカナッペやピンチョスやサラダやチーズやハムや、、、などなど。

まぁうちはいつも通りの3人なので、
・フォアグラ→私があんまり得意ではないので却下。
・シャポンの丸焼き→オーブンが小さいので多分うまく焼けない、却下。
じゃあ、ステーキとか??
フランスのステーキもいいけれど、やっぱりステーキは日本の和牛が一番おいしい!のでうーん、これも却下かな。
じゃあ、、、、ケンタ?
うーん。それはない。ケンタッキーがあれほど人気なのは知る限り日本だけ。
で、結局みんなが大好きブッフブルギニョン、牛肉の赤ワイン煮込みってやつ。実は毎年恒例だったり。

しかしノエル用に作るブッフブルギニョンは力の入れ方がいつもとは違う。
2日寝かして下味をつけ、2日かけて煮込む。
しみしみホロホロのブッフブルギニョンはWグ〜!

野菜はテキトーにモノプリで調達。煮込み用の安ワインもまたモノプリで。
肉は近所の肉屋でいつもは買わないちょっとお高めの。
色んなレシピを混ぜこぜで自己流にアレンジしているけど、主に参考にしているレシピはもちろんミクニ先生。
先生の家庭感あるテキトーさがまたいい。チビまるも先生の動画が大好き。

まず、肉に下味の塩、コショウ。はい、牛肉には黒いコショウでーす!
玉ねぎ、にんじん、セロリ、ニンニク、ベーコンを切って、ブーケガルニと一緒に赤ワイン1本にひたひたに漬けて2日、肉を取り出して焼き目を付けコトコト煮込んで2日。
時間は掛かるけど超カンタンなのだ〜!!

付け合わせは毎回マッシュポテト一択。
あとはテキトーにこれまたミクニ先生のYou tubeからサラダとスープを前菜に。

そして、デザートのビュッシュ。
初めてなので本場のビュッシュもちろん食べてみたい!!
予約しましたよ〜12月の前半に。早!
迷って迷ってあそこのにしましたよ。
当日のブログで全貌を感想と共に明らかにします。
と本当にわたくし、食べることには抜かりないのでした。

ちなみに24日はすき焼きに決定ー♪
牛肉続きなノエルになりますね😅




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