見出し画像

シルクロード西安

兵馬俑という存在をいつ知ったのか覚えていないけど、知った時からこれは一度は見なくては!と思っていた。その後大学の授業で中国関連の授業を受ける機会があった。中国人の教授が文化や神話を紹介してくれる中でシルクロードの各拠点となった都市のこと、絹織物の文化、お茶の文化やとても魅力的なものをたくさん取り上げながら様々なことを紹介してくれた。西安のこともここで少し教わった。兵馬俑についても教授はアツく語ってくれた。でもなかなか遠いので行く機会がなかった憧れの地西安。そんな授業から約10年経った2012年、ついに行く機会があった。憧れってムリそうでも一応忘れるもんじゃないなと思った。すごく嬉しくて楽しみにして訪れた都市だ。



2012年秦始皇兵馬俑博物館、入口の門。
このフォント何体というのか分からないけどまず文字がカワイすぎて感動する。

画像1




広大な敷地なのでカートに乗って移動できるシステム。博物館でカート!まるで動物園みたいだ!と二度目の感動。

画像3


こざっぱりとした近代的な建物。

画像4


難解に見えるが3文字目と4文字目が”皇帝”ぽいのでおそらく入口の門と同じ事が書いてると思われる(適当)

画像2




兵馬俑といえばこのアングル。超巨大空間。両側に豆粒大の人々がうつっている。ここは純粋に感動。

画像5



ネットとかに転がっている資料では正面からの写真ばっかりなので、横から撮ってみる。

画像6


一番手前にいる人だけこっちを向いているのは、隊列の横から来る外敵からみんなを守る為。一人一人に役割があるらしい。

画像7


始皇帝の強大な権力を感じさせる。

顔の表情、指紋、履物の中の足の指とかまでもしっかり作られている。最近は色がついていたことも分かってきたので保存、再現に力を入れているとか。出土して空気に触れると色が消えていってしまうらしいので研究者は大変だなぁと思った。

この時は隊列の後ろのほうで復元作業している像が建てられていた。これ、日本だったら地震とか起きたらドミノみたいになっちゃいそうだな...とか要らぬことをいろいろ考えってしまった。


彼らが守る始皇帝陵。現代の人たちにも大切にされ続けている。これだけの時と動乱を乗り越えてまだこの始皇帝陵は盗掘されていないらしい。感動。

画像8


西安の街なかにある城壁。とにかく大きい。これは絶対難攻不落。キングダムとかだとこういう壁を駆け上ってるけど、ぜったいムリだよって思う。


西安の観光地。小雁塔(奈良ぐらいの年にできたもの)

画像10


古さは感じるものの、しっかり建っている。

画像11


近すぎると分からないな...と思って遠ざかったらもっと分かりにくい写真になってしまった。

画像12


塔付近にこんなカワイイ庭園もある。

画像13


この古木、樹齢1300年らしい。マジか。

画像14

話のネタにと、古木の足元にあった普段はあまり撮らない看板も写真に撮っておいた。

画像15


庭園にちょっとした木のオブジェがある。ちょっと怖い。

画像16


こっちはサイらしきオブジェ。

画像17


庭園の端っこにあった展示室。カワイイがいた。だいぶ細身。

画像18


何かのゲームに出てきそうな雰囲気の干支の置物。

画像19


鶏はだいたいとこでも最強そう。イノシシは中国では豚なのでどことなく市場の豚っぽい造形になっている。

画像20

しゃちほこっぽいやつ。ちょっと横に間延びした感じがカワイイ。

画像21


最初信号だと気づかなかった信号。人が佇んでいる。

画像22


お店を案内してくれる品のいい小坊主さん。

画像23


西安は学生の街でもあるので、繁華街は若い人がたくさんで活気があった。カフェなども若い人たちで大盛況していた。自分は古い街が好きなのでもし中国に留学できるならぜったい西安で勉強したいと思った。遣隋使とか遣唐使が見た町が今でも現役というのにすごく浪漫を感じる。観光でもいいので本当にまた訪れたい街のひとつ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?