初のホーチミン出張で、のび太に
弊社が資本業務提携している会社もホーチミン(HCM)にブランチがありました。最初のミッションはまずはそこにたどり着く事!44才にもなって海外体験の殆どないおっさんの「はじめてのおつかい」スタートです。
*初めてのタンソンニャット空港(ホーチミン)
ちなみにお宿は、先輩からの助言によりベトナム初心者ド定番の「東屋」にしておきました。夜結構遅くなってしまったのでビビりの僕は大した冒険もせずに近場の明らかにチェーン店と思しき店にて軽く晩メシを済ませました。
*「MON HUE」だったかと思う、確か。
翌朝張り切って、アポ前に街中ウロウロ。
*こんな看板1つとってもドキドキしました。
昨日のことの様に思い出しますが、辛くもビジネスパートナーの所にたどり着くことが出来ました。
ヤレヤレです。
*ビジネスパートナーのオフィス近くの風景
その日は担当者に所要あり。飲み会は別日設定にして挨拶と固い握手だけ交わし、とりあえず帰ることにします。
前職時代から心がけていることが自分にはあります。それは知らない場所に(特にここで言ってるのはビジネスで来た場合)来た場合は、足が棒になるまで街中を練り歩くことです。
*初めてのホーチミンスクエア
*Tシャツ売りのお兄さん。こんなの一つとっても衝撃的
その日は散々街中を歩いた後、その日の晩はもっとHCMを楽しんでみようと思って前日調べておいた有名なお店にチャレンジしてみました!
*Chi Hoaの「Ga Bo Xoi(鶏の丸焼きおこわ包み)」
翌日も張り切って早起きです!
見るもの全てが新鮮。
次の日は
1) いよいよ、社長からのミッションである、
ベトナムで大型立上げをされる予定の会社の
重職に就く予定の方とのアポイント
(弊社はIT系、その会社のサポート業務を
いただければ今後のオフィス運営に弾みがつく)
2) 再度、ビジネスパートナーの方とお会いし、
飲みに行く。
ビジネスパートナーのオフィスは7区にあり、ベトナムに不慣れな私はかなり早めにオフィスを出ましたが、タクシーのドライバーが迷いまくり、結局Le Thanh Tonの東屋から1時間もかかりました。今ならGrab Taxiがある為ホント便利ですよね。たまーにめんどくさいドライバーいますが、ほとんど神です。 あと、ベトナム初心者の方に言いたいですが、よくネット上で「Taxi Group」や「VINASUN」が良いなんて書いてありますが、別にそんなことはないです。ハノイで言うと、ちっちゃい車体しかないvic TAXIなんてのも、僕は好きです。
初めてのご挨拶。しっかりと日本のお土産もお渡しして、無事アポは終了しました。次はビジネスパートナーの所です。
すると、少し雨がパラついてきました。
こんな感じで、道路はバイクで埋め尽くされます。
ここでちょっとしたアクシデント。
前日に来ているので、大通りからの路地に入るポイントは抑えてありましたので、「rẽ trái(左折してください)」と言いますが、全くの無視。何度も言うと、何やらジェスチャー付きで言ってます。予測するに「ここは左折禁止だから」って事だと思われ、仕方なく、quay lại(Uターン)出来るとこまで我慢します。
ところが、こともあろうにroundaboutに来ても、Uターンしてくれません。
僕が何度、「quay lại(Uターン)!」と言おうと、なんの返事もなく、無視です。
今思うと、左折禁止の所で(とはいえ、前日のタクシーは左折した)一番初めにかなりきつく言ってスネたとか、逆ギレしたのかもしれません。
真っ直ぐ、一方通行の道に入っていきます。このまま行くと、とんでもない遠回りになり、アポの時間に遅れると思った私は、「dừng lại!」と叫び、お金を投げつけ(今ならもうちょっと平和な解決を探しますが、当時はいちいち一つ一つに腹立ててました)外に飛び出しました。
が、皆さんご存知ですよね!?
そう!歩道には、歩道全体を埋め尽くすバイクが!!
*この時ではなく別の時に撮った動画を参考までに。ちなみにこんなものではなかったです。もっと酷かった。
歩道にはバイクの波が!
車道にも当然バイクと車の波が!
どうせぇっちゅーねん!??みたいな状況。
ジャケットとパンツと言う、今思うとベトナムではレアな格好ではありましたが、傘なんてさしてられない。傘も閉じ必死の思いでroundaboutまで、、、
するとこともあろうに、そのroundaboutはものすごい大きな交差点だったのですが、浸水し、スネ辺りまで水が溜まってました。
あーあ。。。。
当時は潔癖症だった僕はジャケットとパンツが水浸しになるのを雨に打たれながら途方に暮れてぼんやりと眺めてました。すると、突然暴走バイクがこちらに向かってきました。彼は何やら叫んでます。咄嗟に避けた僕は、バイクが大通りに出る為に設置されている鉄板でズルッと滑り、まるでのび太の様に情けなくズルン!と豪快にこけてしまいました。
こんな感じ。
しかもずぶ濡れで。
人間は恥ずかしすぎると開き直るもんだなぁ、と44才にして知りました。
いやあ、、、ほんとダサくて恥ずかしかったなぁ。
その時の事を今でもたまに思い返すのですが、まるで「ドラえもん」の、のび太みたいでした。
次に続きます
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