「中国で子供の呼吸器疾患急増」について

突然寒くなりました。
昨日は小雨が降るなか、
ネット注文したモスバーガーを取りに行きましたが、かなり寒かったです。
明日はまた10月並みに温かいようですけど、
次第に寒くなってくるようです。

今日は、時事ネタで。
前から気にはなっていたのですが・・

中国、子どもの呼吸器疾患急増に対応するため診療所の増設を要請
TheEpochTimes.
11/26/2023.

呼吸器系疾患の増加が世界的な懸念となっている中、中国保健当局は全国の病院に対し、診療時間の延長と診療所の増設を促した。

国家衛生委員会(NHC)が11月26日に開いた記者会見でのメッセージは、国内メディアの報道によると、小児科病院には長蛇の列ができており、子供を医者に診せるのに8時間も待ったという親もいる。
保健当局は11月26日、病院が過密状態にあることを認め、国民の懸念を払拭するため、地方の診療所に対し、増加する患者数に対応できるよう診療能力を強化するよう促した。
「関連する診療所を増やし、診療時間を適切に延長し、医薬品の供給保証を強化する努力が必要である」とNHCのMi Feng報道官は記者団に語った。
「学校、児童養護施設、老人ホームなど、人が集まる重要な場所での伝染病予防と管理をしっかりと行い、人の流れや訪問を減らすことが必要である。」
保健省は、世界保健機関(WHO)に対して、最近の急性呼吸器感染者の急増は複数の病原体の組み合わせによるもので、特にインフルエンザが原因であるとして、これまでの対応を繰り返した。
中国疾病予防管理センターの予防接種プログラムの主任専門家である王華清氏は、5歳から14歳の年齢層で患者が増加している背景には、風邪の代表的な原因であるライノウイルスや、通常年少の子供が罹患する細菌感染症である肺炎マイコプラズマなど、他の病原体があることを挙げた。
一方、COVID-19の原因となるSARS-CoV-2ウイルスは、60歳以上の患者から検出されていると王氏は言う。

8時間も病院にいると、よけい具合悪くなりそうです。

薬の供給はそう簡単には増えないでしょう。
日本でも、咳止めの飲み薬は処方しても薬局にないことが多いです。
ジェネリックの薬も流通が減っているようです。

冬場は多種多様なウイルスが流行しますが、
インフルエンザだけが原因ではないでしょう。

欧米等で、コロナも増えているようです。
今のところ日本では(調べてないだけ?)、
コロナが増えたというデータはなさそうですけど。

ひっ迫する医療システム
11月26日の記者会見では、保健当局はデータを示さなかった。北京や遼寧省のような北部の地域では小児の感染者が目立って多く、病院では待ち時間の長期化について注意を喚起している。
感染者の急増は国の医療システムを圧迫している。天津では、天津小児病院の外来および救急部門の医療スタッフが、毎日10,000~12,000人の診察に対応しているという。同時に、虹橋病院は小児科の退職医師を呼び戻し、急増する感染症に対処している。
肺炎マイコプラズマが最近の急増の背景にあるという政権の主張は、すでに懐疑的な見方で受け止められている。
「というのも、マイコプラズマ肺炎の治療に使われるあらゆる種類の薬を試しましたが、どれも効かなかったからです。」
感染者が咳、疲労感、"white lung: 白い肺 "といった類似の症状を示したことから、中国がCOVID-19感染のリバウンドに直面しているのではないかと疑う者もいる。彼らは、中国共産党(CCP)が、党首がパンデミックとの闘いでの勝利を宣言しているため、コロナウイルスではなく、マイコプラズマ肺炎など他の病原体によるものだとするよう、当局やメディアに指示したのではないかと指摘している。

インフルやマイコプラズマであれば、
薬があるので(タミフル耐性ウイルスもありますけど)、
そこまでひどい状況にはならないような。
まあ、コロナウイルスかなと思われます。


データを隠す中国共産党
WHOは11月22日、北京に詳細な情報を求めた。11月22日、WHOは北京に対し、メディアや国際感染症学会が運営する公衆衛生監視システムであるProMedが、中国の子供たちの間で診断不能の肺炎のクラスターが発生していると報告していることを指摘し、詳細な情報を求めた。
WHOは声明の中で、「重要な目的は、メディアの報道にあるような "診断されていない肺炎のクラスター "が北京と遼寧省で発生しているかどうかを確認することである」と述べた。
11月23日、WHOは要求していた臨床情報、検査結果、その他のデータを受け取ったと発表した。国連保健機関は、中国保健当局が共有したデータから、呼吸器疾患の急増は、3年近く続いたゼロCOVID政策からの撤退と関連していることが示唆された、と述べた。
11月23日の声明によれば、「中国当局は、いかなる異常な、あるいは新規の病原体も、異常な臨床症状も検出されていないことを勧告した」。
中国の共産党政権は、2003年、中国の主要都市と30カ国近くに広がる前に、南部の広東省から出現したと考えられている、以前は知られていなかったウイルスによって引き起こされた重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行を隠蔽していると保健専門家が北京を非難して以来、流行の報告において世界的な監視の矢面に立たされてきた。
2019年後半に武漢市中心部で別の病原性呼吸器疾患が発生して以来、世界中の保健専門家や政府関係者は、国のデータの正確性に繰り返し疑問を呈してきた。
今年初め、パンデミック規制が突然解除された後、COVID-19の大波が病院や葬儀場を圧倒したため、WHOは中国の公式集計が実際の流行規模を過少に報告しているとして、再び透明性を訴えた。

要するに、
中国の発表はあてにならないので、
気を付けましょうということですね。
(どうやって?)

WHOは、今のところ、中国への渡航制限は必要ないとしています。
また、独仏とイタリア、オランダ、スペイン、マレーシアは、
12月1日から1年間、15日間の出張や観光、親族訪問の中国入国でビザが不要となるようです。
一方、中国からのビザ免除は日本だけ復活しておりません。

まあどうでもいいんですけど、
財務省が、コロナ補助金で病院の収益金が一時的に上がったから、
診療報酬を恒久的に下げると言ってますね。
ワクチンうたせるためとは言え、
大盤振る舞いしてるなあ(あとで何かあるよなあ)と思ってましたが、
さすが財務省です。
ばらまいた以上の削減を考えていたようですね。

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