「怒りを鎮める意外にシンプルな方法」についての記事

ゴールデンウイークも終わりました。
なんだか、連休明けは電車が混んでいる気がしますが、
気のせいでしょう。

連休中は気温がやや高かったのですが、
今日はにわか雨~曇りでやや涼しくなっています。

連休後半に犬をつれて、
昭和記念公園に行ってきました。
とても巨大な公園で、犬も大喜びでした。
東京ドーム約39個分だそうです。
ちょっとピンときませんけど。

中でも日本庭園にある、
盆栽苑が秀逸でした。

本日は、「怒りのコントロール」について。

Japanese Scientists Find Deceptively Simple Trick to Demolish Anger.

TheEpochTimes. 5/8/2024.

 

日本の科学者、怒りを鎮める意外にシンプルなトリックを発見
もし、次に何か(あるいは誰か)に腹を立てたときに、自分を暴走させないための確実な方法があるとしたらどうだろう。怒りに飲み込まれる前に、怒りを粉砕する秘密兵器があるとしたら?日本の科学者によれば、その秘密兵器はペンと紙というシンプルなものだという。研究者たちは、私たちの感情を書き留め、その後に紙を捨てることで、怒りを効果的に中和できることを発見した。このシンプルなテクニックは、私たちに感情をコントロールする力を与えてくれるかもしれない。

職場を変えてからは、
イライラする機会も減ったのですが、
怒りのコントロールは重要ですね。
紙とペンでいいなら試してみます。


研究結果
Scientific Reports誌に発表されたこの研究結果は、書き言葉と怒りの軽減との関連性を調査した広範な先行研究の集大成である。この研究結果は、物理的な物体との相互作用が人の気分にどのような影響を与えるかを実証した研究に基づいている。本研究の主任研究者であるKawai氏はプレスリリースで、「私たちは、この方法が怒りをある程度抑えるだろうと予想していました。しかし、怒りがほとんど完全に消失したのには驚きました」と述べた。研究者たちはまず、意図的に被験者を怒らせることから始めた。

Anger is eliminated with the disposal of a paper written because of provocation.
Scientific Reports volume 14, Article number: 7490 (2024) 

本論文はこちらのようです。

「意図的に怒らせる」というのがすごい。
私だったら、ネタ晴らしされても少し根に持つかも。


名古屋大学大学院情報学研究科のKawai氏と彼の大学院生であるKanaya氏は、公立学校での喫煙の可否など、社会的な問題について意見を書くよう被験者に求めた。そして、名古屋大学の博士課程の学生がその答えを評価すると言われた。しかし、研究チームは評価を行う博士課程の学生たちに、学生たちが何を書いたかに関係なく、知性、関心、親しみやすさ、論理性に関して低い点数をつけるよう指示した。さらに追い打ちをかけるように、博士課程の学生たちはそれぞれに、「教養のある人間がこんなことを考えるとは信じられない。この人が大学にいる間に何かを学ぶことを願うよ。」 
十分にいらいらさせられた生徒たちは、受けたフィードバックについて自分の考えを書き出すように言われた。その後、その紙を4つのうちの1つにするよう指示された:
①机の上に置く。
②プラスチックの箱に入れる。
③捨てる。
④シュレッダーにかける。
演習の後、生徒たちは侮辱された後の怒りのレベルを評価し、その紙を保管するか捨てるかを決めた。
しかし、紙を捨てたりシュレッダーにかけたりした生徒は、ベースライン、つまり実習前の気持ちに戻った。

いらいらすることを、
紙に書きだして、
(ちぎって)捨てるのがよいようです。

研究結果
制御できない怒りは、私たちの生活のあらゆる面で破壊的な結果をもたらす可能性があるからだ。良い例が職場である。職場で同僚や上司とイライラするようなやりとりをしたときのことを考えてみよう。部屋中にホッチキスを投げつけようとするのを止めるために怒りを抑えようとするのではなく、冷静に席を立ち、自分のデスクに戻り、近くの付箋に自分の気持ちを詳しく書くのだ。そして、それを10億分の1にちぎって、自分を安定させるのだ。

怒りを感じたら間をあけるという方法もよく聞きます。

「6秒ルール」というのは、腹立たしい気持ちが強くなったときに、6秒間だけ、その気持ちを表に出さないように我慢することです。腹が立ってきつい言い方をしたくなったら、こころの中でゆっくりと1から6まで数を数えてもいいでしょう。怒りの気持ちは、海岸に打ち寄せる波のようなもので、一時的に高まっても自然に収まってきます。怒りというのは、相手が自分の期待に応えてくれなかったときに出てくる感情です。
(健康保険連合組合Hpより)

怒り心頭の時に我慢するのは難しいですが、
紙に書くという作業を挟めば、
6秒くらいは稼げそうです。

怒らせた相手も、
いきなり目の前で紙に文句書き出すのを見たら、
ひくかも。


アンガーマネジメント協会というのもあり、
認定資格講座は14万~らしいです。
ペンと紙ですむならずいぶん安上がりでいいですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?