今朝は曇っていて、
若干涼しくて気持ちが良かったのですが、
今週はお天気が崩れるようです。
九州地方では、今夜から明日にかけ、
「線状降水帯」が発生し、大雨の恐れがあるようです。
お気を付けください。
ちなみに、「線状降水帯」とは、発達した雨雲が線状にどんどん発生して、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞することで作り出される、強い雨のエリアのこと。同じような場所で顕著な大雨が続くことから、甚大な災害が発生する恐れがあります。(天気.jpより)
今回はC型肝炎その②です。
引き続き
Mayo Clinicより
Hepatitis C.
前回でも言及しましたが、日本では、
1992年以前の輸血、
1994年以前のフィブリノゲン製剤、
1988年以前の血液凝固因子製剤使用したかたは要注意です。
自治体で肝炎ウイルス検査が無料でやってることが多いみたいです。
(たいてい40歳以上に1回だけ)
検査は血液中にHCV抗体があるかどうかを調べる「HCV抗体検査」と、
HCVの遺伝子を調べる「HCV-RNA検査」があります。
抗体はウイルスがいなくなった後も陽性になるので、
実際に体内にいるかRNAを調べる必要があります。
その他の検査としては、
HCVの遺伝子型を調べる「HCV-RNAジェノタイプ検査」、
そしてインターフェロンの有効性を予測する「IL-28B遺伝子多型解析」・「HCVコア変異相対定量」があります。
血液検査では、
アルブミンやプロトロンビン活性値、血小板数等を測定します。
このほか、肝臓の線維化は、
ヒアルロン酸やIV型コラーゲン、
M2BPGiなどの線維化マーカーと言われる血液検査や、
FIB-4インデックスから計算する方法があります。
・C型慢性肝炎に対するもっとも根本的な治療は、
HCVを体内から排除することです。
以前はインターフェロンを用いた治療がおこなわれていましたが、
現在はほとんどの方が、
インターフェロンフリーの飲み薬での治療を受けています。
・2014年9月から、インターフェロンを使わない、
飲み薬だけの治療「インターフェロンフリー」治療が始まり、
C型肝炎の抗ウイルス治療の主流となっているそうです。
ソホスブビル・レジパスビル配合錠(ハーボニー)、
グレカプレビル・ピブレンタスビル配合錠(マヴィレット)、
ソホスブビル・ベルパタスビル配合錠(エプクルーサ)
による治療(非代償肝硬変に対して)があります。