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読書日記『SINGLE TASK 一点集中術』

あなたはマルチタスク派?それともシングルタスク派?

マルチタスクが推奨されていた私の周り。でもどことなく、私は違うんだよなあと違和感を感じていた時に出会った本。自分の考えを肯定してくれるようでもあり、新たな学びありと有意義な読書となった。

そう、自分にはこの方法が向いている、と思える一冊。

理由は一点集中したときの方が仕事の内容が濃いし達成感もある。重要だなと思ったのは対人に与えるイメージ。組織において他のメンバーに信頼されていることは大切な要素。それを日々築き上げるのは、相談されたときや会話する時の態度から受ける印象。何かしながら話をきくのではなく、一旦手元を止めてしっかり相手の方に向き直して話を聴く姿勢が整っている様も大事。それは例えば友人とカフェに行った時ににケータイ見ながら受け答えされる時に受けるあのモヤモヤした印象、これに通じるものがある。やはり、いい気持ちはしないし、本当に話を聞いてくれているのかを疑ってしまう。

私はこの本に出会ってからますますシングルタスク信者となっていった。運転中、1人だったら何も聞かない。音楽もラジオも止めて、ただ運転したりする時がある。その他、ランニングも音楽を聴きながら走るというのをやめて、何もなしで走るようにしてみる。そうすると、距離によって自分の脚や身体の状態、息づかいなどをより敏感に感じられるようになる。

とはいえ、これは向き不向き、好き嫌い、好みの違いだと思う。マルチタスクにちょっと違和感を持っているならば、一度シングルタスクの世界をのぞいてみるといいかもしれない。

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