頑張る過程に福、来る| 読書『幸福の「資本」論』
「幸福は理想の人生の組み合わせの中にあるのではなく、それを目指して頑張っている過程が幸福なのかも知れない」という最後の一文が言い得て妙。
とはいえ、じゃあどこに対して頑張ったらいいのかという著者なりの助言もとても興味深かった。特に社会資本=共同体について愛情空間は最小化してあとは金で繋がる関係で賄おうなんてのは思い切りがいい。
またエビデンスとして紹介されているストーリーも面白かった。欧米のジャパナイゼーションに対する批判は、当の日本人が真摯に受け入れられるのか?大事にすべき気質なのか?といろいろ考えさせられました。
この本は私がnoteを始めたきっかけにもなった。
試行錯誤しながら、誰かと細やかな共感を得られることを目指して頑張る過程を楽しんでいる。
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