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円安、利上げ、本決算…4月相場の振り返り

今回は4月の相場を振り返っていこうと思います!

一般の人々にとっては何の変哲もない暖かい春🌸が訪れただけだったかもしれませんが、株式投資をする人にとっては重大ニュースがてんこ盛りのひと月となり、相場はかなり荒れました。

そんな4月の動きを、今後の相場を左右する3つのキーワードを元にざくっと振り返っていければと思います!

それでは早速行きましょう!!
 


4月の投資戦績はこちらに綴っています↓↓↓


2022年4月の主な出来事


①米国FRBによる利上げ


4月のホットトピックスはなんと言っても米国のFRBによる利上げですよね(厳密に言えば3月)。

この利上げは、2020年コロナ期からの金融緩和を受けて、最近ではもはやバブル気味に経済が推移してしまっている現状を懸念して実行されたものです。先月のFOMCの会合で0.25%ポイントの利上げが決定しました。物価上昇、住宅ローンの引き上げといったインフレの波が訪れています。

また、利上げによる景気後退を懸念してかダウ平均株価はかなり下げました。米国市場は3月のウクライナ侵攻のニュース後に上昇したものの上値が重い展開が続き、今や3月時点と同等レベルまで下落してきています。今年来年は低迷するとも言われていますし何だか嫌な予感がプンプンしますよね。。

NYダウ指数の推移(日足)


5月3.4日にもFOMCがあるので、FRBのパウエル議長の発言には引き続き要注目です。日本はGW真っ只中だと言うのに…油断も隙もありません。

関連ニュースはこちら↓↓↓



②日銀の金融緩和策 -止まらない円安-

一方、日本はと言うと、インフレ率を2%に抑えるといった金融緩和を継続しています。(主に消費者物価の前年比上昇率を2%に抑えることで物価の安定を測ろうという施策)

米国の利上げが無慈悲にもズバッと行われている中、日本は急激な物価上昇を抑えるべく指値オペをして紙幣をどんどん刷っているので円安が止まらなくなっています。

今回の指値オペとは:
日銀が10年物国債を0.25%の利回りで(国債売りがある限り)無制限に買い上げる措置のこと。

ドル円はジリジリと上がり続け、とうとう20年ぶりに1ドル130円をつけました。そして今後も上昇するだろうと言われています。数日前に黒田総裁の会見もありましたが、今だ金融緩和の姿勢は崩さず現状維持のようです。

最近は「円安が続くとヤバい」という声と、「日本は円安でこそ儲けられるんだ」という相反する意見が聞こえてきますが、どうなのでしょう。僕は素人なので正しく評価は出来ませんが、黒田総裁のあの自信に満ちたあの表情は忘れられません。彼を信じて良いのだろうか??

関連サイトはこちら↓↓↓


③本決算シーズン到来


また、4.5月と言えば企業の本決算が行われる時期です。特に個別株を保有している方々はハラハラドキドキする時期ですよね。

決算は良ければグンッと⬆️悪けりゃガクッと⬇️株価が上下します。すでに決算が終わった銘柄で言えば、商船三井は増収減益を発表すると海運3兄弟(日本郵船・商船三井・川崎汽船)の株価が軒並みガクッと下がり、他方デンソーは好決算に加えて車載用パワー半導体の国内生産開始のニュースも相まって株価がグンっと上がりました。

米国株ではAmazonNetflixなどの超大型株の凋落が見受けられたりと、なんだかこの地合いの厳しさを物語っているようにも見受けられます。

このように、決算の結果次第でホルダーの命運が分かれる1日なので、僕も気合い入れて注目して行きたいと思います。持ち株たちよ、頼むぞ!!

例① 商船三井の株価チャート(決算後に下落↘️)
例② デンソーの株価チャート(決算後に爆上げ↗️)

日本企業の決算スケジュールはこちらから↓↓↓





終わりに



4月の相場動向、いかがだったでしょうか?

僕個人としては、なんだか先行きが怪しいな…というマイナスな印象が強いです。

利上げ × 円安 × 本決算

この混沌とした情勢の中で、株式市場は一体どのような動きを見せるのか。僕にはまっったく検討がつきません!!(潔すぎ)

とにかく懸念材料ばかりではありますが、蓋を開けてみなければ実際何が起こるかは分かりません。今私たちにできることとすれば、この混沌とした状況から日々学びを得ること、そして考えられるリスクを最小限にして市場から退場しないことだと思います。憂いていても仕方ありませんので、開き直って今の状況を楽しんでいきましょう😀

僕もまだまだ勉強不足なので、引き続き経済の知識を深めてまいります🙋‍♂️

それでは今回はこの辺で。

ありがとうございました!



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