【公務員ワーママ転職記録】人事異動について思うこと
4月になって、新学期が始まって、ありがたいことにうちの子供たちも何とか元気に通学してくれている。
職場のほうは、私自身に異動はなかったが、課の半分が異動した。
他社の人にはびっくりされるけど、うちの職場は1~2年で異動になるため、4月に半分以上のメンバーが入れ替わることは割とよくあることだ。
でも、今回の異動は「あれ?」と感じることがあったので、今日はそのことについて書こうと思う。
今回の人事異動は何か違う
うちの職場では、庶務的な手続きのために、事前に異動者のリストが配布されるのだが、
子どもがいる女性で、係長職になる人が増えたな、と感じた。
部署によって業務量に差があれど、うちの職場では実務のメインは係長職なので、激務のポジションが多い(私もそうだった)。
私が採用されたころは、小さい子どもがいる女性は、特定の部署に配属される傾向が強かった。
その部署では残業がないし、急に休んでも他の人に代わってもらいやすい職場環境だった。
今でもその傾向はあるけど、10年前くらいから、子どもがいる女性でも、係長職になる人が出てくるようになった。
今では、係長だけでなく課長や所長を務める女性も増えてきている。
背景には、女性の幹部候補を育成したいという思惑もあると思うが、
コロナ禍以降、フレックスタイムやリモートワークが利用しやすくなったからじゃないかと思う。
それに、男性職員のほうも変化している。
共働きがスタンダードになって、子どもの送迎のためにフレックスタイムを利用する職員が増えているし、
男性職員でも当たり前に育休をとれるようになっている。
(5、6年前は育休を取る男性職員は影で非難されていた)
自己開示について
今の部署には、
・共働きで子育てしている人
・パートナーがもうすぐ出産する人
・不妊治療中の人
さまざまなバックグラウンドの人が働いている。
自分は「ワーママ」だけど、特別な存在ではなくなりつつあるように感じている。
職場の雰囲気が変わって働きやすくなったのは喜ばしいことだけど、
同時に責任も求められるようになってきたと思う。
だから、きちんと成果を出すために、
「私は○○で、○○するのは厳しいけど、○○ならできる」
という自己開示が重要だと思う。
私自身は、あまりそれができていなかった。
割と「わきまえた」感じで仕事をしていて、
「理不尽には耐える」のがスタンダードになっていた。
もっと積極的に自分がやりたいこと/困っていることを
周りにアピールすれば、また違ったキャリアがあったのかも。
これは転職ブルーなのかな?
転職理由は他にもあるので、「辞めるの辞めた」にはならないけれど。
次の職場では積極的に自己開示していこう。
<追記>
余裕がない部署だと、
「強いカードの出し合い」をしているような気持ちになることがある。
つまり、
「〇〇さんちはもう小学生なんだから、もっと仕事してくれたらいいのに」
「うちは××なのに、●●さんより仕事振られるのはおかしい」
とか。
頭では「おたがいさま」というのはわかってるし、
上記のような態度は微塵も表に出してないけど、モヤッとすることがある。
そして、自分が嫌になる。
あと、退職交渉のこともある。
私は6月末で退職する予定だが、
同時期に後輩が育休にはいるし、
不妊治療中の先輩は、現場に出られるのが限られている。
すごく言いづらい。
気にしても仕方ないし、私にも自分の人生があるんだけど。
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