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絵本「わたしのあいぼうめがねさん ときどきアイパッチ」の紹介


改めて、自己紹介

こんにちは、近藤ろいです。
関西圏で4歳と1歳の子どもを育てています。

今4歳の娘は、3歳8ヶ月の時の健診の屈折検査で異常の判定がおり、眼科受診。
左目に強い遠視があるため、ぼやけた世界しか見えておらず、放置しておくとどんどん使わなくなってしまう「遠視性不同視弱視」だとわかりました。

普段は治療用眼鏡を掛けて、右・左それぞれ矯正しているほか、家庭では「布アイパッチ」を着けて過ごしています。

このサイトでは、そうした発覚から治療が日常になるまでの経緯や、その過程での成果物である「布アイパッチ」を簡単に作る方法などを紹介しています。
今回は自分で作った絵本のご案内です。

「3歳児健診で見つかり、眼鏡を掛けることになったんだよ。アイパッチもするよ」という絵本が欲しい

当時3歳の娘に「あなたは悪くないけど、眼鏡を掛けるといいことがあるよ、家族も応援しているよ」ということを伝えるにあたり、ちょっと困りました。
眼鏡に関する絵本はたくさん借りて読み聞かせましたが、ドンピシャの状況を描いた本は無かったからです。

まだ幼い子どもですので、治療には世話をする大人、多くは親に心理的負担がかかります。

「どうしてわたしは眼鏡をしなくてはならないの?」

本人なりにある程度理解しているようでしたが、やはり治療の主体である本人がいつでも読めて、自分の立ち位置を理解できる絵本が欲しい。

そう思ったので、描くことにしました。
絵心は全くない素人ですが、やるっきゃない。

幸い、本人は「自分だけの絵本を作ってもらえた!」ということを大喜びして、眼鏡着用に関しても前向きにとらえてくれたように思います。

実物です。素人ぶりがよくわかる。

絵本「わたしのあいぼうめがねさん ときどきアイパッチ!」として公開します。

で、このサイトではおなじみの「成果物の公開」です。

せっかく本サイトを立ち上げる機会がありましたので、「絵本も同じ立場の方に見られるようにしたら、同じ立場の方のお役に立てるのでは?」と考えました。

できたのが、こちら。

表紙です

もとの絵本は、家庭でごく個人的に使うために作ったので、ボールペンと色鉛筆画です。
デジタルデータ化するにあたり、着色しなおしています。

どんな内容?

(本体)眼鏡をかけることになった経緯
「3歳児健診で目の状態がわかり、眼鏡をかけることになった。眼鏡を掛けると、苦手なことがうまくいく。アイパッチもするかもしれないけれど、家族も応援してくれるし、がんばるね」という、4歳の女の子が主人公のストーリーです。

拾い読みをし始める年齢かなと思いますので、ほぼひらがなで記載しています(2箇所ほどカタカナです)。

この程度の画力です…

(巻末おまけ)子どもが親しみやすい眼鏡の取り扱い方
巻末には3~4歳児にもわかるような、簡単な眼鏡の取り扱い方のポイントを、娘に演じてもらった写真入りで説明しています。

サンプルなので写真は抜いています。

娘の反応は…

本文をしっとり読み込みつつの

巻末おまけに爆笑。

「アイパッチしたくない」と言う時も、
しばらく経ってから「…あの絵本読むゥ」からの
「アイパッチしておくね!」で持ち直してくれたりしたので、手元にあって良かったです。

その他、我が家ではこんな時に役に立ちました

  • 3歳児健診で異常を指摘され、眼科を受診するまでの間の「状況説明とこれからの見通し」を子どもに説明する時に。

  • 眼科受診し眼鏡を掛けることになってから、眼鏡屋さんに行くまでの、「なぜ眼鏡を掛けるのか」という説明の時に。

  • 眼鏡を掛け始め、保育園(幼稚園)に初めて登園するとき、「人とは違う状況だが、家族は応援している、支えである」ということを伝えるために。

  • いよいよアイパッチをすることになった時に「絵本に出てきたアイパッチだね」と再認してもらう時に。

  • アイパッチは嫌だけど、渋々着けようかな…という時に、本人が自分の立ち位置を見返すものとして。

4歳前後ともなれば、「状況がわからなくて泣く」というよりは「わかっちゃいるけど強制されたくない! 自分のことは自分で決めたい!」という抵抗が大きかったです。

お父さん、お母さんに「眼鏡を掛けなさい、アイパッチしなさい」と言われたからといって、素直には従いたくない。自分の気持ちもあるのにな。
でも、しなきゃいけないのはわかってる。

そんな時、「絵本でもこう書いてあるし、まあ…」みたいな落としどころを見出すきっかけになったようでした。


で、大変恐縮なのですが。

絵本のコンテンツ自体は有料とします。
フルカラー、本文PDF24ページ、おまけ画像3枚で120円。1ページあたり4円の換算です。
(うち9ページは文字がメインです)

素人の作った作品にお金を取るのはどうなのかなーとかなり悩んだのですが、
デジタルデータ化するにあたり、手間がかなりかかっているのと、娘や家族の近像をふんだんに使っているので、個人情報のむやみな拡散防止の意味を持たせて、今回有料とさせて頂きました。

120円でお子様のモチベーションが保たれるなら安いもの、でしょうか。

サンプル画像多めに載せておきます。

印刷には不向きです

こんな感じで表紙・裏表紙・中表紙と本文が22ページ。
あとがきと奥付で2ページ。
おまけ画像3種類は、

  1. サンプル9ページ目「わたしにぴったりの眼鏡と出会った」のイラストの、背景のみ。ここにお子様の眼鏡画像を張り付けるとウケるだろうなと思ったので。

  2. サンプルには載っていませんが、最後に「家族が応援してくれるからがんばれる」というページがあります。その背景画像のみ。これも、ご家族様の写真などを張り付けると子どもさんにより親しみやすいだろうなと思って。

  3. 巻末「めがねとなかよくしよう」ページの、何も例が書いていないもの(png画像、pptx形式)。ご家庭でもっと注意点を付け加えたいときに増やせるように。

ボリューム仕様です!

簡単に絵本仕様にできます。

A4用紙にプリントできるようにしています。
イラスト自体が17cm×17cmで作成していますので、プリントして枠に合わせて切ったものを無印良品の「画用紙絵本ノート・中(390円)」に張り付け、絵本のようにすることができます。

普通に貼っていくと見開き5ページくらいは余白になってしまうので、ここは我が家ではアルバムとして使っていく予定です。

  • 眼鏡を壊したエピソードがわかる写真

  • 歴代の眼鏡

  • 歴代のアイパッチ

などなど。

有料絵本のダウンロードに当たっては、以下のことにご留意ください。

  • 素人が作成したものなので、イラストや仕様には多少の粗があります。何卒ご容赦ください。それ込みの安心価格設定です。

  • 「この絵本を読ませたら必ず眼鏡やアイパッチに前向きになれる!」という効能を保証するものではありません。

  • 著作権は近藤ろいにあります。データの転送・複製・改変・転載・過度な引用を用いてのSNS上への掲載はやめてください。

ということで、

絵本(有料)のダウンロードはここ以降からどうぞ。

ここまでご覧頂きありがとうございました。
以降、絵本データのダウンロードページです。
アプリでご覧の方は右上の「≡」マーク→ブラウザで開く で購入頂けます。

よければご一考ください。

ここから先は

369字 / 3画像 / 2ファイル

¥ 120

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