![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74215601/rectangle_large_type_2_6f16d27cda4c122e8af099cd137fe47b.png?width=800)
自作教材紹介【算数/数学】「割合パズルで分数・小数・百分率・歩合・割引の関係を視覚的にイメージしよう」
Twitter上で自作教材などの情報を発信されているなかッち🎨先生の分数パズルをもとに、分数だけでなく小数や割合、歩合、●割引の関係を覚えられないかと作ったのが「割合パズル」です。
分数パズルぅーー!(cv.大山のぶ代)
— なかッち🎨 (@nkc_papa) April 28, 2020
🐸分数を体感的に理解できます
🐸通分や訳文が目で見てわかります
🐸ゲーム感覚で計算を学べます
フォントサイズも【1】の400を基準に、それぞれ正確な比のサイズにしているので色の認識が難しいお子さんも楽しく使って頂けます。
いっぱい組み合わせてみよう! pic.twitter.com/CiLGNknjxf
割合パズル
分数と小数と百分率と歩合と割引の関係が視覚的にイメージできるよう、例えば2/10と1/5、80%と2割引など同じ数値のパズルは同じ色になっています。
厚紙などに印刷して切り抜くと、大きさを確かめたり比べたり変換したりできるので、ぜひ印刷してみてください。
数の概念を理解するには、数字と数詞と具体物が対応していなければならないと言われます。タイルの数で数字をイメージするように、パズルの大きさで分数、小数、百分率、歩合といった割合のイメージができるのかなと思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74215715/picture_pc_2fa2e25a8338660f4a995e062d6498a5.gif)
(画像は数学で育ちあう会より)
割合パズルは、円グラフと帯グラフの2つがあります。どちらもPDFデータがダウンロードできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647209535867-hY9ZEE4lkD.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647209544233-koy3kL3HjF.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647209553871-NgyOcaGk7r.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647209561411-GivnXq5CyJ.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647210062366-dVK5HD3gCM.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647209700554-8poBqaDdv6.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647209708167-Fnw0kdQmBX.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647209737862-MRl7xXTIwz.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1647209744846-ZA17eJXJzv.png?width=800)
円グラフはよく使われますが、慣れないうちは比率が分かりにくいのでまずは帯グラフをおすすめします。両方のデータを見比べれば、円グラフと帯グラフの関係もよくわかります。
市販の教材なども紹介
分数、小数、歩合、百分率が一覧になったポスターやカードなどが市販されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1647213463232-pUV2AZyQpM.jpg)
(画像はAmazon.co.jpより)
![](https://assets.st-note.com/img/1647213563893-WZx8sgdoGp.jpg)
(画像は文溪堂より)
同じくなかッち🎨先生が紹介されている10メモリのシートは汎用性が高いミラクル教材です。マグネットシートが貼り付けられるので、ホワイトボードで作るのをオススメします。
春休みの暇なうちに作っておくと便利なグッズ
— なかッち🎨 (@nkc_papa) March 23, 2021
厚紙でこういうの作って裏にマグネットをぺたり(白い方をホワイトボードを切って、水色の方をマグシートにするともっと見栄えがいいよ!)
1年:どっちが大きい?
2年:水のかさ、物の長さ
3年:小数、分数
4年:小数
5年:割合
などなどで使えます。 pic.twitter.com/ush7CPNvXB
ホワイトボード版の作り方①
— なかッち🎨 (@nkc_papa) March 23, 2021
ミニホワイトボードを力技でバラしてカットします。
これだと10等分した1目盛りが1.45cmになるので後から寸法するのが面倒な人は縦10cmに切ると楽だと思います。 pic.twitter.com/y8nTFdd7mc
ホワイトボード版の作り方②
— なかッち🎨 (@nkc_papa) March 23, 2021
10等分になるよう目盛を9個打ちます。5個目の目盛だけ長めに線を入れます。
セロテープで四辺に貼ります。これでケガの予防と目盛りの劣化が防げます。
セロテープなら上からマグネットも貼れるのでオススメ。OPPテープでも良いと思う。可愛くしたいならマステ推し。 pic.twitter.com/a9dJ031gdx
ホワイトボード版の作り方③
— なかッち🎨 (@nkc_papa) March 23, 2021
サイズに合わせて青色のマグシートをカットします。1目盛り分と5目盛り分が何個もあると便利です。10目盛り分もあっても良いけどあんま使いません。
これで完成〜!!
下地がホワイトボードなので浮かしても落ちませんし中々ズレません。超ラク! pic.twitter.com/ZjkzqDxIS9
ネコ好きな学校の先生の日常というサイトに、授業で活用できる無地の「割合 帯グラフ・円グラフ」用紙のデータもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1647122433078-GGKcaqvfru.jpg?width=800)
変換表と「くもわの法則」も貼っておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647213799029-JD95hqwcc6.jpg?width=800)
(画像はPinterestより)
![](https://assets.st-note.com/img/1647213740341-esRTU8zwHF.jpg?width=800)
(画像はPinterestより)
まとめ
割合って難しいですよね。食塩水の塩分濃度とかmolとか嫌な思い出しかありません。だけれど文字だけよりも視覚的なイメージや具体物があれば、ちょっとは興味も出てくるのではないでしょうか?
実生活では、●割引や●%オフなどの表示をよく見かけますが、なかなかイメージにしくい子が多く、割引のデータも付け足してみました。
割合について調べてみると、いろんな方がいろんな工夫をされていました。教科書にあるバスケットボールのシュートの成功率よりもカレールーの量とカレーの濃さの方がイメージしやすく導入に適しているなんて話もあり、「ふむふむ」と学ばせていただいています。もちろん全力で活用させていただきます笑。
またこうやって便利な教材も紹介させていただこうと思いますのでよろしくお願いします。いい教材のネタがあったら教えてください!!
表紙の画像は、円グラフ、帯グラフの割合パズルです。