【実験】ドレープ実験 シャツ
実験アイテム・目的
実験アイテム:シャツ
使用ソフトウェア:CLO
目的:後身頃にドレープを入れたデザインのシャツを作成
実験経過
第一段階
身頃の脇にタックを入れて背中のドレープを表現しようとした
結果
脇にタックを入れただけでは後身頃のドレープが消えてしまう
身頃の分量が多く見えるため、タックだけでは十分にドレープが出ない
第二段階
CB(センターバック:後中心線)を接ぎにしてCB側への分量を多く出すことにした
(実験時の条件)
シミュレーション中の粒子間隔:20.0mm
メッシュタイプ:三角形
3パターンの実験をし、その後まとめに入った
①1か所切り開き、1か所タック
結果
タックの部分が汚く見える
裾付近の切り開きが足りなくて丸く見える
②3か所切り開いた
結果
ドレープは出たが、ヨーク切り替え付近の小さいドレープが出てしまうことが気になり、これは不要に感じた
③2か所切り開き、切り開き分量変更
結果
切り開く方向をCBに対し垂直に2本入れ、切り開き分量を多くした
接ぎ線を引きなおして完成形へ向かう
④完成形
③の結果からCB線と脇線をつながり良く引き直して、粒子感覚を小さく(粒子感覚:10.0mm)してシミュレーションをかけた
結果・考察
何に時間を要したか
身頃の分量感が多く、思っていたよりも落ち感が出なかったので複数回実験をした
失敗したことは?
重力でドレープが消える
タックがうまく馴染まなかった(開き分量が小さかったか…)、メッシュを四角形に変更したらまた違った結果が得られたと考えられる
商品としてはなんかあまりかわいく見えなかったのと、このシャツに対するコーディネートがうまく思いつかなかったので保留とした
また、本来CBの接ぎ無しで作成したかったので改良の余地あり
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