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英検1級の試験対策・大は小を兼ねない話

 皆様こんにちは。メガネです。気がつけば上半期が終わり振替えれば、7月の1ヶ月がさーっと過ぎ去って行来ました。そんな1ヶ月を自分の事業と共に振り返るのが、今回の主旨です。お時間があれば読んでみて下さい。

まずは、7月前半は

 個人事業のプライベートレッスンの生徒様が準1級の二次対策をしてほしいと言うことで、詰め込みで二次試験前日まで頑張ってレッスンを受講して下さいました。もちろん結果は前回より100点アップで合格です!あっぱれです。
 さらに1級も勉強したいとのこと。私はその方のプライベートレッスンを行うか悩みました。それは受験者ではなく教える立場のためそのレッスンをためらいました。二次対策は何度か行って来ましたが、1次対策は受験者の立場ではなく、教える立場になるため、簡単に返事はできませんでした。かなり悩みます。

なぜ英検1級の筆記試験対策に悩むのか

それは、はっきりいうと、受験者は合格さえすればいいのです。合格すれば、+1でも+5でもこちらのものなのです!それでいいのです。
しかし、教える側はそれではいけないのです。1級をちょっと知っています。では話にならないのです。質問にわかりやすく答えられる。文法にも明るい状態でいる必要があるわけです。その心積りとレッスンの準備がかなり時間を掛けるので、簡単にいいですよやりますよとは、言えないわけです。

結果どうすることに?

結論から言うと、本人のやる気や頑張りが素晴らしいと思っているので、応援したい気持ちがいっぱいになったので、レッスンを希望通りに行うことにしました。ご本人の英語勉強方法を変えていただくことを約束して頂き、レッスンのスタートとなります。

なぜ、勉強方法を変える?
講師から見る試験対策レッスン受講の注意事項

こういった、試験対策レッスンを直前で受講する際、生徒様にはいろんな理由があると考えられます。
・1つ目のパターンは、その資格が他の場面で必要となりとにかくその資格を取る必要がある場合。
・2つ目のパターンは、一気に覚えるパターンの学習者である場合。この2点です。

英検1級を持っている方や勉強したことがある方はお気づきになると思いますが、暗記やちょっとだけ試験対策をして合格するレベルではないと気づくと思います。基本的には新しい文法は出てこないはずですが、語彙を知らないままだと、レッスン中のほとんどが、語彙の質問で終わってしまう可能性が高くなります。それを懸念しています。その感じで進めば、実際に1級の対策はできません。ですから、準1級の文法の復習、文法事項はどれが弱いのか、語彙は完璧とは言わずとも、ある程度その語彙を見たこと、聞いたことがある状態でいて欲しいのが講師の本音だと思います。これは他の級でも、資格試験でも一緒ではないでしょうか。特に、語彙や文法は説明はできたとしても、記憶に残すことは自分にしかできないからです。難しいテキストを行うだけでは

大は小を兼ねないです。

残念ですが、語学はそうだと思います。少し厳しい発言になるかな?
でも、もし小から大へに行かない場合(自分を含め)、大人になってから、ある程度のレベルになってから、難問に挑戦するとなるとちょっと苦労します。少なくとも私は痛い目に合いましたし時間がかかりました。例えば、英会話の仕事を長くしていると正しい日本語を使って仕事をする期間が他の会社員よりも少ないとわかるのです。これが私が言うところの、「大は小を兼ねない」のコメントの理由なのです。

サラーっと言い放ちながら笑
では、また8月を一緒に頑張っていきましょう。

読んでいただきありがとうございました。
メガネ。

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