エンターテインメントという薬
大変遅ればせながらではあるのだけど『.hack/G.U』シリーズを始めている。先週末、ようやく最初の再誕をクリアし、Vol.2に突入した。
突入すると共に、なるほど続きが遊びたいとはこういうことかと納得。
ドラクエ2クリアしたから3が遊びたい、というのとは全然違うのね。物語がそのまま続いているのが『.hack』だから。
1は物語全体のプロローグに過ぎなかったので、さて2はどうなるんだろうと思うし、当然2も引き強い感じで終わるんだろうなぁ。だとすると、3を早く遊びたい、どうなるのか知りたい、と願った少年の気持ちがすごくよくわかる。
何の話かというと『エンターテインメントという薬』のこと。
この本は眼球摘出の手術を受ける予定の少年がどうしても失明する前に続きが遊びたい、とサイバーコネクトツーの松山さんに連絡したところから物語は始まる。しかし発売日は手術の9日後、このままでは間に合わない。1つのことを実現するのに色々な人が、それぞれの立場で、様々な思いを抱えながら働いていることを描いた名著なのだけど、少年をしてそこまで続きが気になると言わしめた作品て一体どんなゲームなんだろうと、ずっと気になっていた。ようやく自分でプレイしてみたら、わかってきた気がする。
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