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torik2018
腐女子と嵐が丘
男性同士の恋愛を扱った作品を愛好する女性のことを腐女子と言うけれど、まぁ少々自虐が過ぎる表現。腐女子は、直接的な性描写のない、本来そう言う話ではないものに対してまで男性同士の関係性から読み込み、読み解くことができる驚異の読解力を持ち合わせているのだけど、そのある種の才能に対して、「腐る」はネガティブすぎる気がしないでもない。表通りを歩くような言葉ではないものが、メジャーになってしまった故なのだとも思うけれど、英語圏ではなんて言うのかな、ってのが常々疑問だった。
そしたらあっさり解決。
「スラッシャー(Slasher)」と言うらしい。
この本の著者の北村さん自身もスラッシャーぽいし、スラッシャー的な読みの有無によって『嵐が丘』から読み取れるセクシーさが違ってくると書いておられる!
『嵐が丘』といえば松田優作の鬼気迫る演技が凄まじい吉田喜重の『嵐が丘』の印象が鮮烈だったなぁ。
で、今調べてみたらなんとprime videoで観られる。
松田優作が若き田中裕子を後ろから抱くシーンが歌舞伎みたいなワンシーンで、鮮烈だったなぁ。なんかもう、すげえな、と圧倒された記憶を思い出した。
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