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【トロント】ワーホリ中の美容事情

私が渡航前に調べても調べても答えが出てこなかった心配の種、スキンケア・ヘアケア情報を中心に体験談を書いてみたいと思います。
あくまで経験ベースであること、水道水の質など地域が限定されることもありますので、すべての人に参考になるかはわかりませんが自分の話をまとめてみます。

日本から持って行ったもの

①化粧水・乳液・クリーム【1年分】(ときどき敏感肌です)
②シートマスク【7枚入り×3】
③化粧下地・パウダー【1年分】
④洗顔料【1年分】
⑤ボディクリーム・リップクリーム【1つずつ】
⑥メイク落としシート【1パック】
⑦シャンプー・トリートメント【1か月分】
⑧アウトバストリートメント【3か月分】
⑨日焼け止め【1年分】
⑩UV対策目薬【2つ】
⑪不織布マスク【1箱】
⑫ミニ加湿器
※1年分の定義があいまいですが、詳細は個々に書きます。

結果(余談多め)

スキンケア・コスメ編

①化粧水・乳液・クリーム
あまり化粧水を使う文化がないようで、代替のアイテムは売っていません。いきなりクリーム系のアイテムを使うのが普通なようです。
合わないものを使うと顔がしびれるタイプなので、現地で新しいアイテムを試すのが怖く、がんばって4本ずつ持っていきました。受託荷物なら大丈夫です。「アルコール●%以下」等細かく書かないといけないですが、国際郵便でも送れます。
(旅行の時は、機内に持ち込める液体が「1つあたり100ml以内」なので化粧水のボトルはギリアウト。小さいボトルに詰め替えましたが、日本なら100円ショップで入手できるであろう詰め替えボトルが現地だと4ドルとかします。品質もよくないのに。飛行機で旅行する予定がある人は、旅行用詰め替えボトルも持っていくといいです。)

②シートマスク
日本のように数枚まとめて入っているタイプの商品は売っていません。1枚入りタイプは、韓国系のお店等で入手できます。当時1枚2~3ドルとか。
私は毎日使いたい方で、当然持って行った分はすぐなくなりました。貧乏留学生的には1枚入りタイプだと割高なので、日本のAmazon(国際便)で【50枚入り×3】をわざわざ買い足したのですが、とある旅行の際に空港の保安検査で没収され、それ以降使わなかったところ無いなら無いで慣れました。そこまで必死に入手しなくてもよかったかなと思います。
1枚入りであればダウンタウンのモールでも売っていました。

③化粧下地・パウダー(その他コスメ)
今まで下地で死ぬほどテカる以外のトラブルはなかったのですが、日本のプロダクト(マキアージュやRMK)をずっと使っていたので冬用下地1つと夏用下地2つ持っていきました。足りました。
パウダーは、コスパのよいチャコットを3つぐらい持っていきました。カナダではチャコット売ってなかったです。チャコットにこだわらずとも、現地調達でもよかったかもしれません。

プチプラコスメ売り場は日本とだいたい同じでしたので、外資系のプチプラであれば同じものが入手できる可能性が高いです。成分は違うのかも。
全ては見ていないのと、何より覚えていないのですが、メイベリンやレブロンはお値段も含め同じだったのを覚えています。ただリンメルで買った小さいパウダーは、日本で同じものが売っておらず、カナダ向けに開発しているのかイギリス製なのか、とにかくラインナップも値段も違うようでした。
日本国産メーカーの品はもちろん売っていませんのでアジア系のお店を探すか、持って行くのが間違いないです。
海外のプチプラといえば、セフォラに行くとオーガニックコスメ等がたくさんあり面白かったです。ミドルコスメぐらいの価格帯になり、微妙に高かったので買ってはないです。

デパコスは外資系なら日本とだいたい同じです。SHISEIDOはわりとたくさんありますがラインナップは日本より少ないです。というように販売アイテムが国によって細かく違ったりするので、実際に私の友人が買いたいものが実は日本限定アイテムだったとその場になって気づく、という場面がありました。
ハロウィンの時期は、MACのBAさん方のお召し物・メイクがともに素敵で写真撮ってもらいました(笑)MACのカナダ限定カラーはお土産で有名ですが、空港の免税店MACでは買えないので注意です。(オレンジ味の強い赤でかわいいです!私は似合いません!)
お金に余裕があったら現地のBAさんと相談しながらコスメの一つでも買いたかったものです。

下地・パウダー以外のアイテムは、現地でどうにでもなると思ったのでストックを持ってはいかなかったのですが、偶然一時帰国する友人がいたのでKATEのアイライナーだけ買ってきてもらいました。
その他のアイテムは買い足さずとも、そもそも1年持ちました。

④洗顔料
先にも書いたように敏感肌なので、念には念で2本ずつ持って行ってケチケチ使いました。泡立ち具合は日本と差がなかったです。
洗顔料に限りませんが、現地のアイテムは大きいので何かを試すには勇気がいります。(肌トラブルがあった場合返品できるとは言いますが、面倒です。)
水道水についてはヘアケア部門で書きます。

⑤ボディクリーム・リップクリーム
読み通り、現地調達で問題ありませんでした。
乾燥がすごいと事前に脅されたとおり、すごかったです。ショートブーツを履くことが多かったのですが、足首のちょっと上の(ブーツの)履き口に当たる部分に乾燥リングができました。タイツとか靴下とか履いていたのにです。というかひざ下全体が地割れのような状態でした。保湿をしっかり!

⑥メイク落とし
とりあえず最初を凌げるように拭き取りシートタイプのメイク落としを持っていきました。
その後は現地で何か買おうと思っていましたが、日本のように種類が豊富ではなく、シートタイプかリキッドタイプの2択といった感じでした。あまり水を使わない文化である影響もあるのでしょう。結局その後もシートタイプを購入しましたが、とくにトラブルはありませんでした。

ヘアケア編

水道水について
髪がキシキシになるよ!と脅されましたが、なりませんでした。乾燥によるダメージで「冬はすごく傷むよ」とも脅されましたが、そんなこともありませんでした。(トロントは中硬水と言われているそうですが、だいぶ軟水寄りの水質なのではとすら思います。)
水による肌荒れもありませんでしたし、飲料水としても問題ありませんでした。私のアルバイト先の飲食店でも水道水をお出ししていました。
滞在中何軒も引っ越したのですが、おうちによって少し軋みを感じるところもありました。シャワーに直結している水道管の環境によるのかもしれませんが、問題ない、どころか日本時代より髪質がよくなった気さえしました。よっぽど「軟水じゃないとダメ!」とこだわらなければ、水質については心配ないと思います。

⑦⑧シャンプー・インバストリートメント・アウトバストリートメント
最初は日本で使っていたものの余りを持って行った形になりますので、1か月分ぐらいだったかなと思います。それがサロン専売品のいいやつだったのですが、少しキシキシしました。
その後は、現地でパンテーンを買ってみたのですが、なんと!持ち込んだサロン専売品よりサラサラしっとりになりました。水との相性だったのかも…。
なぜだかわかりませんが、髪質がすごくよくなったので、アウトバストリートメントは使わなくなりました。(そのまま持って帰国した。)それほど髪質がよくなったので、シャンプーは逆に現地調達をオススメします。

UVケア編

紫外線は強い?
海外は紫外線が強いというイメージがありました。そんなことなかったです。ビーチに住むなら別ですが、トロントで生活している分には日本と同じくらいでした。夏は日照時間が長いのと、冬は曇りの日が多いのが主な差異です。UVケアも日本と同じで大丈夫です。(わざわざ現地でSPF60以上の日焼け止めを買う必要はないです。)
夏の気温は、30℃ちょっとで普通に暑いです。湿度はそこまでありません。

⑨⑩日焼け止め・UV対策目薬
前述したように紫外線が強いというイメージを持っていたので、一応安いSPF50の日焼け止めをたくさん持っていきました。多すぎて余りました。
冬は本当に肌を出さないので全く使わないレベルです。夏は夜9時ぐらいまで日が出ているので、消費が少し増えるかも?ぐらいで、日差しの強さはとくに日本と変わりません。日本の夏が平気なら目も大丈夫です。

乾燥対策編

⑪⑫不織布マスク・加湿器
当時は寝るときの乾燥対策でマスクを持っていきましたが、あまり使いませんでした。これの余りが帰国後日本で役に立つとは…。加湿器(USB電源の卓上加湿器)もあまり使わずに終わりました。
私の滞在していたころ、マスクはアジア系のお店に探しに行かない限り入手できませんでした。外でマスクしている人もジロジロ見られるほどではないですが、珍しかったです。ほとんど韓国の方でした。
その後マスクの販売状況と何より「必要度」は大幅に変化したと思うので、どれぐらい持っていくべきかはわかりません。
たしかに乾燥するのですが、ボディーブローのように効いてくるというか、一晩で喉がガラガラになるというよりは、気づいたときには肌がガサガサになっているひっそり乾燥気候です。
あまり使わなかったのですが、使うべきだったのかもしれません。お肌が乾燥し、風邪をひいたときには後の祭りでした。方法は問いませんが保湿はしっかり!

番外編

ビタミン
美容と直接関係ありませんが、冬の日照時間の短さにはびっくりしました。
日の出・日の入りの時間のことではなく、毎日毎日曇りで太陽にあたらない日が続きました。
毎年そうとは限りませんが、そうなったら個人的にビタミンのサプリをオススメします。(日照時間が短い国では、実際に国がビタミンの摂取を推奨しています。)
私は10月に渡航したのですが、たまに晴れる日はあったものの、ほとんどずっと曇りの中過ごしていました。当時自覚はなかったのですが、時差ボケが長引いたのも日に当たれなかったからだと思います。秋~冬に渡航するデメリットの一つですね。
年末にニューヨークに旅行に行ったとき、すごくいいお天気だったのですが、影を見て「懐かしい」と思いました。そこでトロントでは毎日曇っていたことにやっと気づきました(笑)

時差ボケの時期はホームステイ先で過ごしたのですが、野菜が全く出てきませんでした。もちろんご家庭によりますが、私の場合は炭水化物!肉!という食生活になってしまったので、食事の面でもビタミンが偏っていました。(ごはん作ってくれるだけでありがたいので、献立に意見はできません…。)

虫さされ対策
主に蚊ですが、蚊の種類が違うのか、かゆみが強かったり腫れがひどかったりしました。1年ぐらい痕が残るレベルの傷もありました。塗り薬でもいいですが、よりコンパクトに貼るタイプのパッチとかがあればよかったです。現地で購入を試みてないので、売っているかどうかわかりません。

心配性でかなりいろいろと持っていきましたが、現地のものを使ってみるという体験ができなかったのは残念に思うべきかもしれません。とはいえ、肌トラブルがなかったのでそれが一番です。
ただの私の体験談ですが、お役に立てば幸いです。

アメリカのスポーツリーグが好きすぎてワーキングホリデーで留学。(2019年秋に帰国) 英語を学び、スポーツ観戦に明け暮れ、そんな経験をシェアしていきます。 英語学習についてと野球観戦記を中心に更新しています。