日本のお父さんお母さん、保育に関わっているみなさんに質問です!
こんにちは。
私は日本の大学で発達・認知心理学を学び、ドイツのハレという街で遊びと学びのデザインを学び、現在はベルリンのこどもミュージアムでファシリテーターとして、また遊具メーカーで公園と遊具のデザイナーとして働いています。
日本の保育の現場について、ひとつ質問をさせてください!
今、プレイセラピーの資格を取る研修を受けているのですが、今日、ドイツのある保育園で保育士として働いている参加者さんから、このような質問がありました。
「こどもには、妖精だったりお友達だったりしゃべるキノコだったり、大人に見えないものが見えている。それを受け入れて接していると、保護者から、そういうものを肯定するような保育はやめてほしいという声が上がる。みんなはどうしているか?」
(※これは一例で、ドイツ全体がそういう流れだというわけではありません。)
参加者のほとんどが、それはこどもにとって大切な過程で、否定したり無理に見えないようにさせるようなことはしないように見守りましょうと話す、と。保護者はみんなもちろん自分のこどものことを思って言っている。でも自分たちに理解できないことだから、心配になる。と。
本来はみんなそういうものが見えて、でも、ドイツでは魔女や精霊などの説明がつかないものは排除されてきて、だからそういう世界から遠ざかってしまっているそう。
でも、日本では、自然の中にはたくさんの神様がいて、山の中や道端にはお地蔵さんが立っていて、森の精やトトロが存在する。(ジブリはドイツでも有名なので、トトロを知っている人は少なくありません。)そういうものが根付いている文化の国の保育の現場ではどうなのか?
と、聞かれました!
私は日本の保育の現場のことをほとんど知らないので答えられず、一旦保留にさせてもらいました。
トトロはいてほしいけどやっぱりいないかもしれないけど、もののけ姫に出てくるコダマも自然に受け入れられるし、日本ではドイツよりは見えないものへの抵抗が少ないのかも!?
小さなこどもたちの、大人には見えないお友達に対する保護者の考え方や保育の場面でのことなど、研修の他の参加者とシェアしてもよいお話があれば、教えていただけたらとっても嬉しいです!
日本とドイツ以外の国のお話も大歓迎です😊
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